サングラスにタンクトップで外を歩く人を見かけるのも珍しくなくなってきて、
かと思えばまだジャンパーにスカーフを巻いている人もいたりして
それぞれの恰好のギャップがちょっと面白いんです。
公園で日光浴のために水着になっているマドモワゼルもいたり。
(これにはちょっとビックリ。)
こっちの人は太陽大好き、気が早いですね。
先週パリから帰ってきて、またすぐに地方のワークショップに出かけたりと
ここのところ少し慌ただしい1週間でした。
今日からパリ日記をちょっとずつレポートします。
17日の土曜日の朝、まず向かったのは
パリのチャイナタウンといわれる13区にある図書館。
1時間ほど子供たち7人と折り紙とデッサンのワークショップをしました。

たくさんの建物があって探すのにちょっと一苦労。
このブルーの本マークを見つけてホッ。
児童書コーナーの図書館員さん達や貸出し担当の中国人のマダム、
みなさんとても愛想のいい親切な方達で、パリに行く時はほとんど
お仕事でなので何かしらちょっと緊張しているんですが
(スリにあわないように、とかも)笑顔で迎えられて心がほぐれました。
無事にワークショップが終わった後「Manga Sanctuary(マンガ・サンクチュアリ)」
という日本の文化/漫画を紹介する雑誌のインタビューを受けに、
合流したノビノビ出版の方の案内で同じく13区にある漫画喫茶へ。
パリに漫画喫茶?!。
私が漫画喫茶でイメージしたのは狭くて暗くてごちゃごちゃしたところ。
(↑行った事もないくせに私の偏見デス。)
でも行ってみてビックリ!。

一面の大きなガラス窓に囲まれた日当りもいい綺麗でお洒落〜な空間が広がってました。
モノでごちゃごちゃになりそうなのにスッキリした印象なのは
さすがパリ、のセンスなんでしょうか。
漫画以外にも日本のマスキングテープやキャラグッズなんかも。

白い壁には来店した漫画家さん達の大きな直筆の絵が描かれてます。

日本のお弁当も、日本好きな人には「BENTO」と言って通じるくらい
ポピュラーなものになってきてるみたいです。
にしても、お弁当がアルファベになってるのって何だか不思議ですね。
(そういえば数年前に日本に帰郷した時、フランス人の友達から
可愛いお弁当箱を見つけてほしいっていうリクエストがあったっけ。。。)
私が12年前にフランスに来た時から既に日本の漫画は書店の一角に
ありましたが、あれから更に漫画人気が過熱。
フランスは2番目に漫画を良く読む国(1番目はもちろん日本)なんだ、と
ある書店の店員さんがおっしゃっていましたが、
そう思えるほどにほんと、すごい人気。
この漫画喫茶ではお弁当も販売。
1種類しかなかったんですが、どんなものかというと、、、、

_ツナおにぎり2個
_卵焼き1切れ
_鶏の唐揚げ
_プチトマト
_たくわん2切れ
_(なぜか)枝豆
、、、と、ごくシンプルなものだけどこれで6,5ユーロ。
今でいうと720円くらい。
1時間前にできたばかりだと言うので買ってノビノビ出版の方と3人で
2階のソファーに座って食べてみました。
おにぎりの米は日本米に近い丸っこいものででパサつきもなく、
卵焼きもちゃんと甘みがあって、、、、
これは、結構イケる!。
パリでこの値段でお弁当が食べられるならまだ納得できるカナ。
ラムネも懐かしくて飲んじゃいました。
(でもやっぱりパリでお弁当を頂くならオペラ座の日本人街にある「十時や」さんが一押し。)
インタビューを受けた後はセーヌ川沿いに建つあの巨大な
フランソワ・ミッテラン図書館近くの書店「LE CHAT PITRE(意:いたずらなネコ)」
で2時間ほど絵本のサイン会。


お二人ともファミリアルで気さくな方。
色々お話したり絵本を見たりサインしているうちに
あっという間に2時間が過ぎてました。
この書店では定期的に作家さんを招いてサイン会をしているそうです。
今まで訪れた作家さんが残したイラスト入り芳名帳に私も思い出のイラストを。

この日は移動の連続だったけれどとても充実した1日でした。
パリでお弁当とラムネを飲んだ日、だものね。(*^0^*)
いつでも日本食が食べれるパリ在住の日本人の方達、ちょっと羨ましいナ〜。
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