久々のリノ印刷 ~URDLAへ~
2007年 10月 31日今度は印刷すべく、版画工房URDLA(ユルドラ)へ行って来ました。
学生の時に研修でお世話になった工房で、
いつも印刷機が必要になるとここに来て貸してもらっています。
いつもといっても、リノを刷るのはパンダの絵本以来、約1年ぶり。
URDLAの職人さん達、みんな変わりなくお元気で嬉しい再会でした。
写真は中の一隅で、まだまだ大きいです。以前は工場だった面影があります。
さてさて、早速お仕事に取りかかります〜。
サッとインクがのって絵が浮かび上がってくるこの瞬間、興奮します〜〜★。
1920年代の古い手動印刷機(パリ製?)、横についている取っ手をグルリと
一周まわして大きなローラーをひと回転させるのだけど、これがまた重いのなんの。。。
途中で止めてはインクの変な跡ができてしまうので、自分の体重を乗せてエイッ!と一気に回します。ちょうど手漕ぎボートを漕いでいるような感じです。
この作業、何度もくり返しやってると頭クラクラ、目が回りそうになるのだけど、
こうやって自分の体力とエネルギーを使って刷る絵にはやっぱり愛着を感じます。
刷り上がってくる絵は、リノ版とは向きが逆になります。
これを忘れて泣いた事が何度か。。。
これから色の作業に入ります。(これはパソコンで。)
少しずつ、前に進んでる感じ。あともうちょっと!。
::::: URDLAのホームページ(現在の展示会の様子が写真で見れます):::::
http://www.urdla.com/urdla/actualite_deleglise.htm
by colargol
| 2007-10-31 01:01
| イラストのお仕事