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産婦人科

6カ月に1回の検診を受けに産婦人科へ。最近、mutuelleという100%払い戻しされる健康保険に入ったので、それが適応される産婦人科をイエローページで探して、電話で予約。色んな理由でもう3回ぐらい変わっているのですがまた今回初めての所、ちょっとドキドキして行くと、60前くらいの白衣を着たおじいちゃんが扉をあけて迎えてくれました。男性?、、、彼が秘書であることを密かに祈ったのですが、やはりお医者さまでした。そういえば、イエローページで名前を見つけた時、「___ピエール」だったので、ひょっとして男性では?という疑問があったのですがやはり。。。抵抗は感じましたが、もう来ちゃったものは仕方ありません。部屋をぐるっと見渡してみると、内装はとても質素で少し薄暗く、大きなアンティークチェストがちょっと居心地悪そうに浮いている感じ。ちょっと変わった体重計に乗ろうとしたら、「ちょっと待ちなさい。この体重計はコインを入れんと動かないんじゃ。」と言って、20サンチームコインを入れるお医者さま。すると電気がついてウィーンという音と共に針が動いて私の体重が測定。(ゲームセンターのよう。。。)お医者さまは実にテキパキとしていて、診断の後、服を着ている間にはもう机に座って処方せんを書きはじめていました。ダダダっ、ダダダっという何だか懐かしい音。そう、タイプライターです。タイプライターを打つおじいちゃん、ハマりすぎて絵になります。なんだか1900年前半にタイムスリップしたような気分になってこの産婦人科を後に。
(1時間後に腕時計を忘れた事に気が着いてコソコソと戻った私。時計はタイムスリップせずにちゃんとありました、ホッ。)
by colargol | 2006-05-31 01:45 | フランス生活