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絵本の

話の続きで、最近買った新刊絵本。

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『REGARDE, TOUT EST BEAU!~Les saisons de la nature~』
2013年 カスターマン社刊
作:ニコラ・ダビー
絵:マーク・ヒールド

日本語に訳すと、「みて、みんな美しい!~自然の四季~」ていう感じ?。
この表紙絵をみたとき、

あっ!

と思ったのは、以前ロンドンの友人がリヨンに来たとき、
「このアーチストさん、今すごく売れてるんだよ〜」とくれた1枚のポストカードの絵の作家さんだったから。冬景色の絵だったのだけれど、すごく気に入って額にいれて飾っていたのでした。
元は去年イギリスで発行され、今年にフランスで翻訳本として発売!。
好きなアーチストさんの絵本に出会えて嬉々としちゃいました♩。


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四季の色んな場面や動物たちが様々な技法で生き生きと描かれています。
う〜ん、上手い!のひとこと。
彼の絵をみていると、かつてのロシアの作家ロジャン・コブスキーを
思い出しました。


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うさぎとかきつねとか、、、、でも鳥が一番多いかな?。
スタンプも色んなところで使われていたります。(この絵では無数の鳥たちがスタンプ。)厚みも1cmあるボリュームたっぷりの大型絵本で、絵の楽しさを堪能できる素敵な1冊。


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『Omega et l'ourse』(オメガとメスグマ)
2012年 レ・グラン・ペルソンヌ社刊
作:ギヨーム・ジェラール
絵:ベアトリス・アルマーニャ

こちらはフランス在住のイタリア人絵本作家、ベアトリスの大型絵本。
彼女の独特の構図の取り方、ちょっとレトロな大人っぽい色使いが好き。
彼女もまたとっても絵が上手で、毎回新刊が出るたびに魅せてくれます。

数年前、南仏マルセイユ近郊のブックサロンのサイン会で
一緒になったことがありました。
華奢で大きな目が印象的で、絵と同じようにとても繊細、、、そんな印象だったかも。
「私の絵はイタリアよりもフランスのほうが受けいれられているの。」
という話をしていました。
彼女の質の高い絵は大人でも充分に鑑賞が楽しめます。
夢の別世界へワープしたくなったらパラっと開きたい。。。
そんな、ずっと手元に置いておきたい絵本。


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この本のなかで一番好きな絵はこれ↑。
奥に見え隠れする青いお月様がとても詩的。
色やマチエールの違う樹々も幻想的です。


明日から、スペイン近くのトゥールーズ近郊の町へ、
ワークショップとブックサロンに出かけてきます。
飛行機だと1時間くらい。
土曜日のブックサロンが終わったあと夜遅くにリヨンに戻ってきて
また翌朝からパリ北部のアミアンへワークショップ出張。
今のうちにたっぷりエネルギー貯めとかなきゃ。。。!

温泉地なのか、どうやらワークショップの後に、町にある浴場(温水施設)に連れていってもらえるみたいなんです。一度体験してみたかったフランスの浴場。どんなだろ〜?。とりあえず水着を忘れずにスーツケースにつめこみました。

カメラも入れたし、リヨンに戻ったら報告しますね〜。
by colargol | 2013-06-04 05:23