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朝、ミリアムさんとお別れをし、St-Lo町から迎えに来てくれた方の車に乗ってさらに北へ移動。St-Lo町(第二次世界大戦中に破壊されてしまい、古い建物などはほとんど残っていないのだそう。)の図書館に到着すると、Picauville町の図書館員さん、アンヌにお会いしました。私の展示会の準備をしてくれた方です。
彼女の車に乗ってまたまた北へ移動、Picauville町の図書館へ向かうのですが、途中近くの町でお昼休憩。教会近くのレストランに入ってまたガレットを頂きました~。サーモンガレット。塩味が効いておいしかったです。
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でもここのレストランにしても教会にしても、戦争時のアメリカ軍の足跡が濃く残っていてちょっと異様な感じだったかも。教会の屋根に、兵士の人形がぶら下げれられたりしてるんですよ。写真では小さすぎるかもしれませんが、白い布がパラシュート、下に人形がぶらり、と。はっきり言って美しいものではありませんでした。
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キヨスクのショーウィンドウに、私の展示会やアトリエの広告ポスターを発見。”Le petit monde de MIKI”と”Petit fantome”の絵本も置かれていてちょっと嬉しくなりました。
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Picauville町に着いたら、近くの小学校へ移動。ここでも2クラス、合計30人ほどの子供たちとお絵描き教室をしました。この時は先生方もたくさん周りにいて手伝って下さったので割とスムーズに終わったかナ。私も先生方も子供達も、みんな手や顔をパステルで真っ黒に。でも、この笑顔、素敵でしょ~?!。
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Picauville町の図書館。まだ新しいとても綺麗な図書館でした。
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右がこの図書館の責任者さんであるアンヌさん。左は私に今回La Mancheへの招待の声をかけて下さったSt-Lo町の図書館員さん、クレールさん。お二人ともソフトな雰囲気の、とても良い方たちでした。図書館内には、ツルや色んな動物があちこちにデコレーションされてました。少し前におりがみ教室をやったそうです。
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夜は”Le petit monde de MIKI”の原画展示会のオープニングパーティーと絵本の販売会&サイン会。市長さんの代理の方がいらして、私の紹介など簡単にスピーチがあり、あとはお酒やお菓子を食べたりしてほのぼのと。絵本もあっという間にすべて完売しました。手前のスカートの高校生の女の子たちはマンガが大好きな子たちで、服はあるマンガのキャラクターの変装なんだとか。(分かる人います?。)自分たちもマンガを描くのが好きみたいで、パーティーの最後にイラストをプレゼントしてくれました。
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”Petit fantome”を購入して下さったママさんと子供さん。女の子は次の日の私のアトリエ教室に参加してくれました^^。
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近くのバーで出会った、どでかいトラ猫くん。バーの飼い猫だと聞いたのですが、まさに「ここはワシの店ニャ~。」と顔が言ってますね~。あまりにもその貫禄ぶりに写真を撮っちゃいました。
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この日の夜は、近くに住むドミニクさんというマダムのお家に泊めて頂きました。田舎のお家らしい、暖炉のある大きな素敵なお家。平日はル・アーブルという町で英語の教師をし、週末は田舎のこの別荘でのんびりされるのだとか。こうゆうライフスタイル、いいなあ~。憧れてしまうかも。。。手作りのブロッコリーのキッシュやチョコレートケーキなどおいしい食事を頂いて、高~い屋根の下、就寝。朝になると飼い猫の可愛い黒ネコちゃんもいました。
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(続く。)
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by colargol | 2008-10-25 19:58 | 絵本のお仕事 | Comments(11)

朝、ミリアムさんがお宿までお迎えにきて下さり、まずはミリアムさんのお勤め先の図書館へ。緑が茂る広いお庭と古い教会が隣にある、暖かい感じの田舎の図書館でした。
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教会の中にもご案内してくださり。。。朝からこんなにいいお天気でした~。
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私の初日のお仕事先となる小学校は図書館から目と鼻の先。ミリアムさんと一緒にテクテク歩いていくと、子供達が外で遊んでいました。クラスの先生にご挨拶してから教室へ。廊下にはたくさんの子供の絵が飾られていたりして、自分の小学校の頃を思い出して、なんか懐かしい気分になりました。
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ジャーナリストさんが新聞の記事のため来ていたので、まず子供達、先生とみんなで一緒に写真撮影。
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アトリエ教室、開始~!。
午前1クラス、午後2クラス、合計42人の子供達(6歳)と一緒に、絵本「Petit fantome(小さなおばけくん)」をなぞらったお絵描きをしました。最初、白い紙に色んな色のパステルを塗ってその後、黒一色でまた塗りつぶし、フォークなどの先の尖ったものでひっかくと。。。下からカラフルな色の線が浮き上がってくるともの。小学校の時、やりませんでした?。
この方法で子供達にまずお部屋の中を描いてもらい、それからカラー紙におばけくんを描いて、ハサミで形を切り取ってペタッと部屋の中に貼ると、おばけくんの1ページが完成~。みんな、大きな白い紙にパステルをまんべんなく塗りつぶす作業が大変だったみたいだけど(「腕が痛い~」とか、笑。)最後のおばけくんを貼るところまでちゃんとついて来てくれて、楽しんでくれたみたいです~。
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作品が完成すると、「僕も(写真)撮って~」「僕も、僕も~!」と元気いっぱいな子供たち。可愛いなあ~。
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このパワフルさ、ダイナミックさ、最高ですね!。
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すべてのアトリエが終わって教室に帰ると、先生が「みんな、Chiakiにお歌を歌いましょう~♩」と、子供達がカメの歌?を歌ってくれました。
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小学校での1日が終わって、図書館へ戻った後、ミリアムさん達と近くの小道をお散歩しました。かつては汽車の通っていた道だったそうで、反対側の方向へずっと行くとモンサンミッシェルに辿り着くのだとか。家畜用のトウモロコシ畑が広がり、あちこちに落ちている栗やキノコを見ながら、気持ちのいい秋の夕暮れのなかお散歩を楽しんでほっこりしました。
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夜は、図書館内で、ミリアムさんを始めとする図書館員さんたちが集まり、みんな家庭から色々なものを持ち寄ったりしてアットホームなお食事会。子供たちからエネルギーを貰ったのか、疲れを感じる事もなく2日目が無事終わりました~。
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by colargol | 2008-10-25 19:36 | 絵本のお仕事 | Comments(0)

リヨンは数日の雨の後、すっかり寒いです~ブルッ。今取りかかっている絵本のお仕事、あとは表紙のみの段階までこれました、ヨシッ!。
でももう次のお仕事に足をつっこまねば。。。しばらくワタワタが続きそうだけれど、そんな間にも12月8日の光のお祭りやクリスマスなんかの楽しいイベントがあるのでそれらを楽しみに頑張りたいです!。久しぶりのブログの更新になってしまいましたが、今月行って来たノルマンディーでの事を書きますね。

10月8日 ノルマンディー出発 (1日目)

小雨の中の出発。濡れたスーツケースをガラガラと引っ張っりながら駅に乗り込み、電車は時刻通りに出発。
リヨンから2時間半後パリに到着。メトロ(地下鉄)構内のアコーディオン弾きや、異国の音楽を奏でるグループを横目に、「ああ、パリだな~。」なんて感じながら早々とノルマンディー地方行きの電車が発車しているモンパルナス駅まで移動しました。まだまだ北上します~。
電車をホームの駅員さんに確かめてから乗車。(一度苦い思い出があるので慎重に。。。)さらに3時間の道のりもウトウトしていたり本を読んだりしている家にあっという間に到着。田舎の小さな駅でしたが、時刻通りに目的地に到着。
初、ノルマンディ上陸~!!。密かな興奮と共に感じたのはヒンヤリした空気。うっ。。。。やっぱり北だ、寒い。。。
上着の首もとをぎゅっと締め付けた時、ホームにはIsgny-le Buat町の図書館員のミリアムさんと旦那さまのパトリックさんが私を迎えに来て下さってました。もちろん初対面でしたが、お二人とも気取らない方で、私をとてもファミリアルに迎えて下ったので緊張感もあまり感じる事なく、移動の車の中で色々お話しているうちにすぐに馴染んでしまいました。もう夜の7時頃だったのでレストランに案内して下さり、3人でお食事。この地方と言えば、私が思い浮かべるのはやっぱりガレットとシードル!。地方のものを地方で頂くって最高ですネ♥。
”Galette Breton(ブルターニュのガレット)”を注文しました。
焼きホタテののった、人参とキノコのクリームソース和え。ボリュームありました。こんな感じでした~♩↓。
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名前には”ブルターニュの”とありますが、パトリックさんによると、本当のブルターニュ地方のガレットはソバ粉を水(+塩少々)で練ったシンプルな生地で、ノルマンディー地方のそれは卵や少しの小麦粉が入っていて、同じガレットといえども少し違うんだ、というお話でした。

夜は、chambre d'hote(フランスの民宿のようなもの)で、年配のご夫婦のお宿に2晩お世話になりました。広いお庭に囲まれた可愛い一軒家で、料金は一晩、朝食付で1人30ユーロ。お二人ともとても感じのよいご夫婦で、サロンにはご夫妻のファミリーやお二人の結婚式の写真が飾られていたりで、とてもアットホームな雰囲気。2部屋空いてるけどどっちがいい?と聞かれ私が選ばせて頂いたお部屋は、おそらくアンティークであろう家具が配置された、こじんまりしているけれど可愛らしいお部屋。壁には、エトルタの海やノルマンディー橋の写真が飾られていました。
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モンサンミッシェルに向かう観光客がよくご夫妻のお宿を訪ねてくるのだそう。フランスの生活を感じながら旅をしたいという方にはホテルよりもchambre d'hoteをおススメします~。
↓両端が、chambre d'hoteのジゼルさんとノエルさんご夫婦。真ん中がIsgny-le Buat滞在中お世話になった図書館員のミリアムさん。
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外はすっかり夜。遠くのほうの道路の街頭のオレンジの光が水玉のようにつらなっていました。この日は次の日から始まる子供達とのアトリエ教室のために、ぽっかり夜空に浮かぶ半月を見て、早々と就寝。
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by colargol | 2008-10-25 19:30 | 絵本のお仕事 | Comments(0)

キツネくん絵本、完成

パリのガリマール出版から、絵本「Petit Renard a la recherche du vent(キツネくん、かぜをさがしに)」の原画が印刷を終えて帰ってきました。おかえり~。
完成した絵本も1冊同梱されていて、ドキドキしながら手に取ってみました。

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サラッとしたマットな手触りの表紙カバー、オレンジ色のタイトル、そして私の名前が真ん中に~。。。感激!。
この絵本は初めてお話にもチャレンジしたので、私にとって記念になる1冊。
献辞を入れる扉ページには、「A ma grand- mere MAKIKO」と祖母の名前を入れて頂きました。私が小学生だった時、絵を描く事が好きだった祖母が、自分が考えたお話で絵本を描いてプレゼントしてくれました。今でもその祖母のスケッチブック絵本は私にとって宝物のひとつです。このキツネくんの絵本で祖母にお返し出来たかな?!。

テーマである「風」の軽い感じを出したかったので、色鉛筆と紙のコラージュで制作。
紙を求めてパリの画材屋さんを廻ったり(思うような薄紫色がなかなか見つからず苦労しました。。。!)日本から和紙や消しゴムハンコ、インクなんかを取り寄せたりなど色々と画材を揃えるのに費用や時間もかかって大変だったんですが、出来上がってきた仕上がりを見ると、原画よりも少し濃いめに印刷されてはいるものの、こだわったベースになる紙のクリーム色も希望通りの色合いで、いい感じです。
頭に描いたものが紙の上に印刷されて、それが絵本として誕生するのって「フランスまで来てヨカッタ~!!」と最高にハッピーになれます♥。
苦しい時もあった制作期間の5カ月も無事に成仏してくれた感じかな?!。
時々手に取ってみては、自己満足の世界に浸ってます~(笑)。
この絵本を制作する過程でお世話になった美術学校時代の恩師の先生や、私のハチャメチャなフランス語のテキストを見事に物語風に生まれ変わらせてくれた作家さんでもある編集者のフランセスコ、イラストに客観的なアドバイスをくれたボリスに感謝の気持ちを込めて。。。。MERCI!!。
11月30日に、パリのモントルイユというブックサロンで、このキツネくんの絵本発売のサイン会をさせて頂く予定です。どんな絵を描こう~。。。今から練習しとくかな?!。

さてさて、来週は8日~12日まで、ノルマンディーに出張です。
電車にゆられてコトコトとフランスを北上、片道6時間の長い道のりだけど、向こうで良い出会いがある事を期待して。。。大好きなフランス映画「シェルブールの雨傘」が舞台のシェルブールにも初めて行ってきます。どんな町なんだろう~、楽しみ♩。
写真もいっぱい撮ってきたいと思います。
また帰ってきたらご報告しますね~。
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by colargol | 2008-10-06 00:29 | 絵本のお仕事 | Comments(9)

秋の訪れ

肌寒くなりました、ブルっ。
今のうちに少しでもおてんと様の光を浴びておこうと、ボリスと2人でフルビエールの丘を少し上ってみました。アパートを出るとすぐに階段があるんですが、
エネルギーのある時でないと、この階段、結構上がるんキツいんですよね。。。
でも、運動不足解消しなきゃ~!。
だんだん旧市街の赤い屋根と煙突が顔を出します。サン・ジャン教会(右)もここから見ると結構大きいんだなあという事が分かります。
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いい具合のベンチを見つけて、友人が作ってくれた赤飯のおにぎりをパクパク。
うーん、どうして外で食べるのってこんなにおいしいんでしょうね~♥。
木の葉っぱもうっすら紅葉づいてきて綺麗でした。
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おにぎりをほおばっていると、私達の後ろ1mくらいの所にRouge-gorgeがやってきて、可愛い声で唄いはじめて。。。2分くらいだったと思いますが、聴衆者は私達2人だけ。静かな場所で、とっても素敵な演奏会を聞く事が出来ました♩。この鳥、日本名は忘れてしまいましたが、黒目がつぶらでとっても可愛いんです。「Rouge-gorge」というフランス語はまさに外見からで、「のど元が赤い」という意味。鳥の学習絵本で描いた事があるのですぐに分かったんですが、私の好きな鳥のひとつです。実際に見たのは初めてだったので嬉しかったです^^。
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秋の穏やかな午後にちょびっと癒されました~。
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by colargol | 2008-10-06 00:20 | フランス生活 | Comments(1)