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メッセージカードのためのリノ版画をすべて彫り終えて(首の後ろがパンパン。。。)
今度は印刷すべく、版画工房URDLA(ユルドラ)へ行って来ました。
学生の時に研修でお世話になった工房で、
いつも印刷機が必要になるとここに来て貸してもらっています。
いつもといっても、リノを刷るのはパンダの絵本以来、約1年ぶり。
URDLAの職人さん達、みんな変わりなくお元気で嬉しい再会でした。
写真は中の一隅で、まだまだ大きいです。以前は工場だった面影があります。

さてさて、早速お仕事に取りかかります〜。
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印刷機に台をのせて、その上に版(こちらは飛行機にのったパンダちゃん)をテープで固定して、ローラーでインクを塗り塗り。
サッとインクがのって絵が浮かび上がってくるこの瞬間、興奮します〜〜★。
1920年代の古い手動印刷機(パリ製?)、横についている取っ手をグルリと
一周まわして大きなローラーをひと回転させるのだけど、これがまた重いのなんの。。。
途中で止めてはインクの変な跡ができてしまうので、自分の体重を乗せてエイッ!と一気に回します。ちょうど手漕ぎボートを漕いでいるような感じです。
この作業、何度もくり返しやってると頭クラクラ、目が回りそうになるのだけど、
こうやって自分の体力とエネルギーを使って刷る絵にはやっぱり愛着を感じます。

刷り上がってくる絵は、リノ版とは向きが逆になります。
これを忘れて泣いた事が何度か。。。
これから色の作業に入ります。(これはパソコンで。)
少しずつ、前に進んでる感じ。あともうちょっと!。

::::: URDLAのホームページ(現在の展示会の様子が写真で見れます):::::
http://www.urdla.com/urdla/actualite_deleglise.htm
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by colargol | 2007-10-31 01:01 | イラストのお仕事 | Comments(8)

リヨンの少し丘のほうの、デザイナーやクリエーターのアトリエなどがぽつぽつと並ぶちょっと面白い界隈に今日オープンしたクリエーターズ・ブティック「Defilees(デフィレ)」。南フランスのエクスヴァン・プロヴァンスに住むお友達クリエーターのMちゃんがここで作品を展示/販売する事になって、リヨンに遊びに来てくれました。1年ぶりの再会〜(^0^/)。この日の夜、2人でオープニング記念パーティへ足を運びました。

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オーナーさん(写真右上)は2人の若い女性のクリエーターさんで、ブティックに入った時、将来の夢などのインタビューを受けていらっしゃいました。
パーティには次から次と徐々に人が入って来て、ブティック自体はそんなに大きくないのでいつの間にか前に進むのもちょっと難しいほどに。。。
アンティークの鏡やオードリーのつい立てなどがインテリアとして使われていて、ちょっとレトロ風。数年前からブームになっているヴィンテージ・モードの香りがちょこっとしました。
Mちゃんは、アンティークの着物生地を使って絵やアクセサリーを作っているクリエーターさん。写真がMちゃんの作品です。ロボットのお守りやベルト帯びなど。レトロな中にもキラリと光る新鮮な個性があって、私は彼女の作品が大好き♥。ブログにリンクしてある彼女のHP「coklico」、あるいは「Defilees(デフィレ)」のサイトにMちゃんの他の作品も紹介されていますので(左項目欄の「coklico」という所がそうです)、よかったら覗いてみて下さいネ〜。↓

http://defilees.com/

クリエーションというと、先週お友達のソフィーも自宅で3人くらいのクリエーターさんと一緒にハンドメイド作品の展示/販売をしたので遊びに行って来ました。その時の様子はソフィーのブログにてどうぞ♪。色がフランスっぽくてとってもカラフル&エネルギッシュでした。↓

http://leroso.blogspot.com/
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by colargol | 2007-10-27 03:53 | フランス生活 | Comments(0)

「Petit fantome(小さなおばけくん)」「Mouchoir a chagrin(悲しみのハンカチ)」のページをホームページにアップしました。[Nouveautes(新刊)]のところをよかったらご覧になって下さいね。(「Petit fantome(小さなおばけくん)」のページが、ウィンドウズでは色鉛筆の線画あまりよく見えなくてムムム、なのだけど。。。)

http://chiakimoon.hp.infoseek.co.jp/works.html

私の絵本は正方形の形が多かったのですが、「Petit fantome(小さなおばけくん)」は初めての縦長サイズ。はじめ絵本のフォーマットを決める時、横長サイズを考えていたのだけど、編集のフランセスコから「おばけみたいな飛ぶようなものは空間が大事だから縦長のサイズのほうがいいよ」とアドバイスを受けて。
そういえば本棚に縦長の絵本があったなーとガサガサ探してみると出て来たのが「Nicola le petit lapin(ちいさなウサギのニコラ)」という60年代の絵本。縦長なのだけど、中を開くとページは正方形になって、これは面白い!と気に入ってこのフォーマットに決まりました。左がニコラの絵本。四季の楽しさ、美しさが描かれたとっても可愛い絵本です〜♥。
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「Petit fantome(小さなおばけくん)」ほか、この秋に出た絵本の販売を開始いたします(もちろん、それ以前のものでも)ので、ご購入希望の方はメールにてご連絡下さい。ご質問などでも結構です。(料金なども同ページにてお知らせしています。)
chiakimoon@infoseek.jp

感謝の気持ちを込めて献辞と小さなイラストを絵本の扉ページに描かせて頂きますので、お子さま(あるいはご本人様)のお名前をお伝え下さいね。もちろん、何もないほうが良ければそれでも、、、。

日本語訳の別紙作成はこれからになりますので、少しお待たせしてしまうかもしれませんが、出来るだけ早く皆様のお手元にお届けできるように頑張ります〜。
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by colargol | 2007-10-23 19:14 | 絵本のお仕事 | Comments(2)

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以前ネットショップBiscotteでご紹介した、1920年代の小さなPathe_Babyのプロジェクターフィルム(中のフィルムを引っ張るとモノクロのコマワリ映像が出て来ます。)、買い付けした時はフィルムだけしかなくて、どうゆう風に使われるのかまでは分からなかったのですが、後日、本体を発見!。「これかー!」と興奮してしまいました^^/。鉄製のなかなか渋い雰囲気のプロジェクター。昔の人はこんなのでシアターを楽しんでいたのですね♪。ほこりを拭くともっと黒光りして綺麗だと思います。私はカラフルな可愛いものが好きだけど、こうゆう大人っぽい渋いアンティークも大好きです。
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↓この一番上の部分にフィルムをはめ込むようです。フィルムの大きさは3種類あるようで、Biscotteでは(小)、(中)の大きさをご紹介しました。(すべてお嫁入りしました*^^*)一番大きなフィルムはまだ見た事がありません。いつか出会ってみたいなあ。
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↓Pathe(パテ)という名前の映画館は今でも町中にあって、このニワトリがロゴマーク。
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このフィルムをいくつか買い付けた時、20年代に生まれたアニメ、黒ネコの[Felix]のものがあって、ムッシューが「色んなフィルムがあるけど、このFelixのはとても貴重だから、大事にした方がいいよ。」とおっしゃってました。Felixの事をネットで少し調べてみると、登場して一躍人気アニメになったものの、ミッキーマウスの登場によりその人気も次第に衰えていったとか。いいキャラなのに、残念ですね。。。でも今でもファンがいるんじゃないかなあ?。
他のフィルムも、お家に帰ってシュルシュルと引っぱりだして目を細めながら見てみると、チャップリンのものだったりして、時代を感じちゃいました。
とても素敵なアンティークだと思うので、また出会いがあれば買い付け、ご紹介したいと思ってます♪。
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by colargol | 2007-10-21 18:22 | アンティーク雑貨 | Comments(2)

メッセージカードのお仕事、下絵ラフの詰めに入りました。
始めは8枚の依頼だったのが、気にいって貰えたみたいで2枚追加を頂きました。
嬉しいな〜^^。トータル10カード。仕事が増えたけど、やる気が出て来ます。
このメッセージカードの製作は、パソコンから離れて久しぶりにリノ版画を彫ってみようかと思ってます。パンダの絵本ぶり。上手く彫れるかな。。。

でも今から10枚を彫るとなると、今月末の締め切りには到底間に合わない、、汗。
パソコンのほうが断然作業が早いけど、版画がやっぱりやりたいので、先方さんに締め切りの延長は可能かどうか聞いてみたら、「版画に時間がかかるのは理解できるし、何よりも質の良い絵が欲しいので締め切りの事は気にしないでね。」との寛大なお返事を頂けました。

よしっ!。

期待されてるみたいで、ちょっとプレッシャーも感じたりなんかするけど、でも自分でも納得できるようなものを作りたいと思います。

割と暖かいお天気の日、お仕事ありといえどずっと部屋に籠っていては体に悪いし、父のお誕生日プレゼント探しもあって気分転換も兼ねてチャリで町へ出てみました〜。

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ん〜、いいお天気〜♪。夕方のまったりした空気と時間の流れは大好きです。
このローヌ川沿いの視界の良い景色を見ると気分がスッとします。

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紅葉も始まっていました。これからもっともっと赤くなって綺麗だろうな〜。
来月くらいに山にでもいって紅葉を見ながらピクニックしたいです(*^^*)。
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by colargol | 2007-10-20 02:12 | フランス生活 | Comments(1)

フランス滞在許可書

もう何度目の更新になるのか、滞在許可書を貰いに県庁へ。
朝、開く30分前に到着、すでに出来てる人だかりの行列に並び、入ったら窓口で順番チケットを取る。開館前に来たのにもう私の前には60人の人が。
30分前なんてまだまだ甘いんだろうな。1番の人はいったい何時から外で待ってるんだろう、なんて思いながらも、もう毎度の事だから、ビックリする事もなく開いている席を見つけて、持って来た坂口安吾の「堕落論」を開く。朝早くから彼の濃い論文は重くて、だんだん飛ばし読みになる。2時間後、やっと自分の番号が点灯。

、、、滞在許可書、まだ出来てない。ガーン。。。

1月迄延長の仮滞在許可書を発行してもらう。
1月のすんごく寒〜い時期にまた外で待たないといけないと思うと憂鬱になる。。。
はあ〜〜〜。でも、気を取り直して聞いてみた。

「あの、私の頂く滞在許可書って10年のものですか?」
「ちょっと待って、あなたの身分を調べてみるわ。、、、、ええ、10年ビザよ。」

と、窓口のお姉さんニッコリ。
10年が貰えたらもう毎年県庁に足を運ぶ面倒も、支払い費用も無くなるのでかなり楽。精神的にも、フランスにのんびりと腰を下ろせる感じがして魅力的な10年ビザ。でもフランスって法律がコロコロ変わるし、、、。
お姉さんのこの笑顔が本物になればいいけどなあ。
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by colargol | 2007-10-17 03:04 | フランス生活 | Comments(52)

劇場用アンティーク椅子

1年に1度、市内で行われる大きな蚤の市、お天気が怪しいながらも開催されました。
そして、ここでずっと欲しかったものに出会ってしまい、、、
1900年初頭の、劇場で使われていた4席繋がったイス。
イラストのほうが分かりやすいかなと思って絵にしてみました。
こんな子です。座面のお花模様のくり抜きがとっても可愛いんです♥。
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骨組みはアイアンで、座面、背もたれ部分、ひじ掛けは木製。座面はパタンと開閉します。クラシックな感じが好きで、いつかお部屋に置いてみたいな〜と憧れていたものでした。

ブロカントで数回見かけていたものの、お値段が高くて手が出せず(涙)、、、
今回、一般の方の出品で、相場の半額くらいで購入できました。
劇場用という、使用頻度が高い椅子なので、状態の良いものに
出会うのはなかなか難しいけど、大事な座面の状態を見ると変形も破れもなく合格!。
でも背もたれ部分が1枚ありません。
それをカバーする為に、前の持ち主さんが別の板に布を被せて(クッション材も入れて)それをすべての背もたれに糊で貼付けていました。
でもそれが板がイスの形にあっていないしすごく雑で。。。

家に持って帰ってきて(重いし長いし、かなり大変でした、汗。助けてくれたお友達にほんとに感謝!。)ためらいなく早速それらをベリベリと剥がしました。
出てきた元の背もたれ部分の木も割と痛んでしまっていたから、この際それらも全部剥がして新しくしてみようかな、と思ったり。

動物の毛みたいなふわふわした布地を貼る?
お気に入りのシンプルなリネン?
大好きなレトロ柄モチーフの生地?

あれこれとイメージが膨らみます♪。
最近、アンティーク家具なんかを修理しながら自分風にアレンジする本なんかがこちらで出ていて、そうゆうのを見るととても楽しくて。

ただ問題は置く場所。ただでさえ手狭になってきている部屋なのに、
突然お家にやってきた長〜いイスを見たボリスが「これって冗談!?」と驚いたのは言う迄もありません。。。ごめんヨ〜。。引っ越しするまでしばらく我慢してね。。。
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by colargol | 2007-10-14 21:02 | アンティーク雑貨 | Comments(2)

ブーツにコート、、、町行く人々の服装はもうすっかり秋。
私もそろそろ厚めのジャケットを出そうかという気になってきました。
でかいチョコレート木箱を買ったので、今迄使っていた棚はボリスに譲って、
デスクの上を模様替えしました。気分も変わって今迄よりも使いやすくなって
気にいってます。↓こんな感じ。
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プンムの日なたぼっこの場所にもなります。
ああ、また私のデッサン帳に乗ってる。。。。(;-_-)(しかも怖い顔。。。)

昨日は、「Petit fantome(小さなおばけくん)」の発売日。
まだ手元に届いていなくて、待切れずに書店に出かけてみました。
1件目に寄った所はまだ入荷されていなく、2件目でも見あたらず。
ムム、、まだ早いのか?
と思いながら探していたら、6月にイベントでのサイン会でお世話になった
顔見知りのスタッフさんに声をかけられて。
「昨日私の絵本が出たんだけど、まだ届いていないのかしら?」と聞いてみた。
「ああ、それね。まだ届いたばかりで陳列してないけど、どこかにあるはずだよ。」
と探してくれました。そして、あった、あった、私の絵本〜★。
初めて手にする完成本、じんわり感激。
夜のお話しなので、表紙もページも真っ黒です。
ちょっと心配していた色鉛筆の印刷具合をチェック。
もうちょっと明るくてもよかったかな、とは思うのだけど、
綺麗に印刷されてて少し安心しました。
今年の、私にとって一番大きな目玉となる絵本、
ラモナとの2作目というのも嬉しいです〜^^。
やっぱり1年に1冊は出したいナア。。。来年も出せるように頑張ろう〜。

●Petit fantome(小さなおばけくん)
2007年 Gallimard 刊行 
文:Ramona Badescu 絵:Chiaki Miyamoto
12ユーロ

また日本の皆様にもお届けしたいと思ってます。
HPに中味のページをアップ出来次第、またこちらでお知らせしますね。
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by colargol | 2007-10-13 07:27 | 絵本のお仕事 | Comments(4)

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ナタン社から、「Le mouchoir a chagrin(悲しみのハンカチ)」の絵本が届きました。という事は、近日発売です〜♥。
「ブラボーchiaki!。とても美しい本ね。」と、一緒にお仕事をした編集のセゴレーヌさんともうひとりソフィーさんがメッセージを書いて下さっていて、これを読んでまた木に登っちゃいました。
シリーズ絵本の43番目として出た、割と小さめサイズの絵本。製作する前からミキちゃんとパンダの絵本のスタイルで、という要望を受けていたので、色数少なく黒が強調されたものになっています。

日本だと、黒という色は重くて暗いというか、子供ものなんかには敬遠される色だと聞いたことがあるのだけど、ヨーロッパでは割と普通に受け入れられているように思います。エッツの「もりのなか」とか、グレゴリーの「ふしあわせなこども」なんて、モノクロだからこそ逆に強烈な印象を受けたり、イマジネーションをかき乱されたり。黒って有効に使われると、とても強いものを醸し出しますね〜。


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個人的には、「(飼いネコの)トムがいなくなった日、ぼくは本当に悲しかった」で
始まるこの最初の見開きページが気に入ってます。大好きなネコちゃんが雲のようにふわりと消えてしまって、、、ううっ、しょっぱなからもの悲しいです〜。
また後々ホームページのほうで他のページのイラストもご紹介しますね。

● Le mouchoir a chagrin(悲しみのハンカチ)
Editions Nathan刊行 
文:Anne-Sophie de Monsabert/絵:Chiaki MIYAMOTO
3〜6才対象
5,95ユーロ
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by colargol | 2007-10-10 22:54 | 絵本のお仕事 | Comments(7)

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夏に、アルプスに住む友人ステファンを訪ねた時、みんなで湖へピクニックに出かけたのだけど、森の道すがらステファンが山道で小さな陶器のかけらを見つけて。
「何でこんな所にタイルのかけらが?!」と言うと、
「人が歩くための山道を作るためにこうやって割れた陶器なんかが捨てられたりするんだよ。」との事。
へ〜、なるほどねえ。でも危なくないのか?!なんて思いつつ、このかけらがとても可愛いのでそっとポケットに忍ばせてお持ち帰り。
ピクニックをした後、今度は森の中で山道を横切る1匹のシカを発見。驚かせないように30mくらいの距離を置いてそっと見ていました。
初めて見たアルプスの野生のシカにちょっぴり感動しながら。。。

この日の思い出を小さな袋に詰めてみました。
陶器のかけらと、紙で切ったシカ。茶色のリボンには森の名前を入れたかったのだけど、名前忘れちゃったので、とりあえず「2007」と。
旅先から持ち帰ったものをこうして形にするのって、写真とはまた違う感じで、世界にひとつしかない自分のものになってとても楽しい。
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by colargol | 2007-10-08 16:53 | フランス生活 | Comments(3)