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ヤン・クドラーチェク

b0107891_2441455.jpgどうやら最近、チェコの絵本と縁があるようです。雪崩のように崩れる山積みになった本の中から手が伸びたのがこの絵本、「Le cheval de neige」、1977年刊行。日本でも70年代に「ゆきのおうま」というタイトルで翻訳出版され、今は絶版になっている絵本なのだそう。チェコ語のオリジナルもいいですが、フランス語だとまだ読めるのでお話も楽しめました。ヤン・クドラーチェクさんの絵でまず目を引いたのはじっとこちらを見ているような登場人物の目つき。真ん丸いお魚のようなギョロっとした目でちょっと怖さも感じるのですが、絵を見ていくうちにどんどん引き込まれていく不思議さがあります。とても緻密に塗り込まれた幻想的で鮮やかな色彩、また素晴らしい作家に出会ったことを嬉しく思います。

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●ヤン・クドラーチェクさんについて本屋「CEDOK」さんが詳しく紹介されています。
http://www.cedok.org/czbook6.htm




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by colargol | 2006-05-31 02:49 | Comments(3)

お知らせ

blogのプロバイダー変わりました。フランスのノートのようなこのビジュアルが気に入っています。これからはexblogさんのこのレイアウトでまた宜しくお願いします。(今迄の日記を全てexblogに移行したのですが、それがすべて5月の日付けになっています。少しちぐはぐになりましたが。。。)
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by colargol | 2006-05-31 02:32 | フランス生活 | Comments(1)

アマツバメ -Martinet noir-

b0107891_2112010.jpg先週の蚤の市で、お気に入りをひとつお持ち帰りできた。50年代のツバメのブローチ。四角のフォルム(私は四角という形が好きだ)に囲まれた電線に連なるツバメたちが彫られている。今この時期、アマツバメたちの群れが空をピーピー鳴きながら滑走している時だったので、ちょっとした縁を感じて嬉しかった。空を切るように飛ぶ彼等はあまりに速く、とてもじっくり姿を凝視できないのだけど、去年、家のアパートに迷い込んだアマツバメを救出した事が事があって(去年の日記を読んで頂いた方、あの出来事です)その時に顔を近付けてみる事ができた。真っ黒でつぶらな瞳。まばたきをしているその顔の愛くるしい事!。ツバメってこんなに可愛いのかと感動したのももう1年前。彼等が渡ってきてスペクタクルを披露する、こうゆう景色をここフランスでもう何度見た事だろう。彼等は私に初夏がやって来たという季節感を運んできてくれる。無事にアフリカまで飛び続けて欲しい。
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by colargol | 2006-05-31 02:11 | アンティーク雑貨 | Comments(0)

Nuit de la mode

昨日夜、リヨン中心街で一夜限りのNuit de la mode(モードの夜)というイベントが行われ、友人Kちゃんと見に行ってきました。市内にはカンヌ映画祭の赤い絨毯ならぬピンク色の絨毯があちこちに敷かれ、太鼓を叩きながら行進するグループがいたり、プランタン百貨店の前にファッションショーのスタージが設置、7時半から1時間ほどのショーを立ち見でしばし楽しみました。ウェデングドレスから始まって、水着やよそ行きドレスの夏のコレクションのご披露、デザイナーのショーではないので、ファッションに驚きや発見といったものは無いのですが、着てみたいな〜と思う可愛い服もありました。それにしても、バービー人形のようなモデルさん達のお綺麗な事!。足がほんとに長〜いのです。(ステージ中央の真ん前に座っていた7才くらいの男の子は、お気に入りのモデルさんがやって来る度に嬉しそうに手を振っていました。将来のドン・ジョアンになるな、彼は。。。)
ファッションの事はよく分からない私ですが、ヨーロッパの女性はカラフルで派手な色を好むように思います。(でもパリでは黒などのシックなものが好まれるらしいので、地域性にもよるのでしょうが。)私がこのショーで一番気になったのは、生地のモチーフや柄といったもの。色の組み合わせが大胆で意外性があって、日本ではあまり見られないようなもの。絵的に見てもインスピレーションを与えられます。

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↑写真左:蝶があちこちに施された露出度の高いウェディングドレス。
(日本人には敬遠されそう。。。)
写真中央:前髪プッツンがとても可愛いモデルさん。水玉ワンピース、胸元はやはり大きく開いています。
写真右:歩き方はぎごちないけど、いつも白い歯を見せて笑顔でウォーキングしていた彼女は(私の中で)高感度ナンバーワンでした。

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↑写真左:時々モデルさんと目があう事も。。。なぜがドキッ。
写真中央:時期的に水着のお披露が多かったような。
写真右:男性のコレクションもちらほら。さすが鍛えてますね、お兄さん。
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by colargol | 2006-05-31 02:09 | フランス生活 | Comments(1)

古本市

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バスを乗り継いで郊外の蚤の市巡り。バスは丘をくねくねと曲がりながら登り、ふとした瞬間、オレンジ色のレンガ屋根が連なるリヨンの町並みが見おろせたりして遠足気分に。目的地へ着く途中、偶然バスが古本市の前を通ったのでちょっと途中下車。大きなものではなかったけれど、気になる絵本を数冊見つけました。迷った末、お持ち帰りしたのは下の一冊。「Et PATATI et patata...」というタイトルで、意味はetc(エトセトラ)に値する「などなど」。開けてみると、詩の絵本。もともとは1963年に出版されたチェコの絵本で、その2年後にフランス語に訳されて出版されたもののよう。水墨画のような淡く繊細で、それでいて力強いデッサンの数々。動物や鳥、花、子供の絵が多く、眼差しの鋭さにドキッとさせられました。は〜、とため息が出るような美しい絵本。画家の名はMilko Hanak(ミルコ・ハナーク)、この人はタダものでは無い!とお家に帰ってネットで名前を検索してみると、古本ネットショップ屋「海ねこ」さんに遭遇。チェコの画家で、世界的にもっとも有名な絵本作家のひとりとして紹介されていました。素晴らしい絵本というのはずっと身近に置いて時々見返したい。いい絵本に出会うと、「私もいいものが作りたい」という願望が刺激されて、エネルギーを貰えるような気がします。

●ミルコ・ハナークをもっと知りたい方は「海ねこ」さんのページへ
http://www.umi-neko.com/book/czeck/hanaknew.htm
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by colargol | 2006-05-31 02:06 | Comments(0)

子供達からの手紙

スイス国境近くに住む友人絵本作家、イザベルとステファンの娘さん2人、メリチーヌ(5才)とアンナニーナ(3才)からイラストのプレゼントが届きました。私がクリスマスと4月に、キャラクターのついた日本の髪留めと便箋セットを彼女達にプレゼントしたのでそのお礼なんだとか。
メリチーヌの手紙は一字一字とても丁寧に書かれていて、時間をかけて私の為に書いてくれたことを思う嬉しくて胸がジーン。。。「はやくChiakiに山小屋に遊びにきて欲しいわ。」と2人とも言ってくれていて、私も早速、いま食べ時期のイチゴの便箋でお返事を。「かわいいイラストありがとう、大事にするわね。お家には夏に遊びにいけたらいいな。また一緒に遊ぼうね。Chiaki」そして私もちょこっとイラストを書いて投函。子供達と手紙のやりとりするのは何だかとても楽しい。(絵本作家のエルズビエタさんもまだ会った事のない日本の8才の男の子と文通をしているとおっしゃっていたけれど、きっと彼女も手紙を書く時こんなウキウキした楽しい気持ちなのかもしれない、とフト思ったり。)
早くまた可愛い彼女たちに会いに行きたいな。

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↑アンナニーナのイラスト。

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↑メリチーヌのイラスト。

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↑2人が住んでいる山小屋から臨める景色。遠くのほうに(写真中央)に真っ白なモンブランが見えます。
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by colargol | 2006-05-31 02:01 | フランス生活 | Comments(31)

b0107891_1582388.jpgこれから夏にむけて、フリーマーケット(フランス語ではvide grenierと呼ばれ、「屋根裏にたまってるものを空っぽにしましょう!」という意味)が盛んに催される時期。古かわいい物好きな私にはウキウキが止まりません。この週末、あちこちで催されたので地図を片手に普段行かないような所へも朝早起きして行ってきました。(バスのチケットを持ってくるのを忘れてバス内で買おうとしたら隣にいたおじさんがチケットを一枚分けてくれて。。。朝から一期一会の人に親切にされて胸がじ〜ん。。。)
お昼前になって、ふらっと立ち寄ったパン屋さんで買ったムラング(卵白を固めて焼いたお菓子)がすごく美味しくって気分も青空、食べ歩きしながら知らない町を歩くのもこれまた楽しい★
フリーマーケットの雰囲気はとてもファミリアル。子供たちも一生懸命大人相手に商売しているのが何だか微笑ましくって、笑顔あり、おしゃべりありで活気があります。蚤の市に比べると古物に出会う確立がグッと低くなって、現在の不要になった家庭用品、服などが多いのですが、それでも物の山の中をよく目を凝らして見ていくと、、、あります、あります、お宝が!!。葉っぱの模様と形がかわいいな〜と思ったティーポットがスウェーデンのデザイナーStig Lindbergのものだったり、60年代の子供用のミシンが相場の半額で買えたり(これでどうこうしようという訳ではないのですが、たたずまいが可愛いのです♪)、コレクターの間で高く売買されているアンティークのパフケースがタダ同然だったり、、、。「いいものが安く買える」、フリーマーケットの醍醐味を味わえた週末でした。
はあ〜、よく歩いたなあ。。。

(写真)フリマで購入したもの。木の台が優しい雰囲気の60年代子供ミシン、アンティークのガラスボタン、アンティークモールド、ブルー地にバラの絵が描かれたパスケース、ジャンクな感じが気に入って購入した木製の古い靴型、Stig Lindbergのティーポット。
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by colargol | 2006-05-31 01:58 | アンティーク雑貨 | Comments(3)

英語版の出版

b0107891_1564973.jpg2004年に出版された鳥の学習絵本「Chante, Rossignol, chante!(歌ってナイチンゲール!)」が英語に翻訳されてアメリカでも出版されました。表紙の文字の配置、色(どうしてグレーなのだろう。。。個人的には白の方がいいと思うのになー。。。小声)が変わっています。英語でナイチンゲールはNigntingale、日本語でそう呼ばれているので当たり前なのですが、スペルを見て、へえ〜そうなのか、と妙に感心してしまいました。(ちなみにフランス語ではロシニョール)
アメリカの子供達の目にも触れるようになったのなら、日本語版も出て日本の子供達にも楽しんでもらえるようになったらいいのにな。。。(主にヨーロッパの鳥の紹介ですがそれはそれで面白いかもしれません)
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by colargol | 2006-05-31 01:57 | 絵本のお仕事 | Comments(1)

出版社との出会いサロン

「明日、エミール校に出版社が集まって、生徒の作品を見るサロンが開かれるらしいよ。」とボリスが聞き付けてきた。このサロンは一年に一度、最終学年の3年生のために学校が企画している事で、近い将来イラストレーターを目指すエミールの学生にとってはとても刺激的で為になるサロン。ふうん、そうなんだ〜と一度聞き流したものの、集まる出版社の名前の中にFluerus editions(フリュリュス社)の名前を聞いてピタリ。私が7月にパリで売り込みのためにランデブーを取ろうと思っていたアートディレクターのケレ氏が来るという。。。これはじっとしていられない!と、早速同社の編集者で、一度パリで御会いしたことがあるリバ婦人に電話してみた。(彼女は一度しか会った事がないのに、名前を告げなくとも私だと分かってくれる。なので私はよほど印象に残るようなひどい日本語なまりのフランス語を話しているのではないかと心配になる。。。)
私:「明日、貴社のケレ氏がリヨンに来ると聞いたのですが、リバさんもいらっしゃるのですか?」
リバ婦人:「いいえ、私は行かないわ。でもケレ氏が行くから、あなたが作品を見せることに何も問題ないわよ。会いにいくなら私のほうから彼にその事を伝えておくわね。」
とても感じのいい親切なリバ婦人。聞くと、7月、出版社はバカンス時期のためランデブーを受け付けないのだとか。なので明日のサロンは予想していなかった突然の幸運。
明日は久しぶりの売り込みに行ってきます★。ドキドキ。。。
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by colargol | 2006-05-31 01:55 | 絵本のお仕事 | Comments(0)

b0107891_1541335.jpg好きでたまらないものの1つ、それがスタンプ。先週に引き続き、今週もバカ買いしてしまいました。小学校で使われていた50年代の動物柄スタンプは封筒に押したりして活用しているのですが、最近気になっているのは、もっと古い30年代〜40年代の刺繍用のアンティークスタンプ。昔の人は、生地にこうゆうスタンプをペタペタ押してその後から刺繍をしていたそうです。ゆえば下書きのようなもの。カーブが綺麗なアルファベのものから、お花模様のものまで色々。ローラーに樽のような丸いスタンプを取り付けるものは、無地の便箋に柄としてクルクル。完璧にはインクが付かないで所々擦れたりすますがそれも味。 一度やりだすと夢中になってしまいます。スタンプって楽しい〜♪
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by colargol | 2006-05-31 01:54 | アンティーク雑貨 | Comments(0)