カテゴリ:フランス生活( 621 )

チビクロ登場

b0107891_191438.jpg(前回の続き)

「今日の朝さ、近所の公園で一匹お腹すかせてないてたから連れて帰ったんだ。」

旅から帰ってきて、一息つこうとドスンと腰掛ける予定のソファーには先客がいた。
真っ黒いちっちゃな子猫。薄いゴールドの目をした、痩せてはいるけれども毛並みは整って病気している感じもない。キッチンにはすでに簡易トイレとツナ缶、子猫のお風呂か?!と間違えそうなくらいでかすぎるボウルにたんまり飲み水がいれてあった。
私は動物アレルギー鼻炎、しかもこの狭いアパートに猫2匹?!無理無理、飼えるワケがない。
どーすんの、この子猫?!

私の不安をボリスが察して、
「飼うつもりで拾ってきたんじゃないよ。お腹すかせてたから食べる物をあげたいと思ったんだ。明日の朝、獣医さんとこに連れていってくるよ。彼がASP(行き先のない動物たちが集められ、貰い手が見つかるまで保護されている所)に預けてくれるさ。」
私:「獣医さんが?。ほんとにそんなお世話してくれんの?」
ボリス:「・・・・・たぶん。」
私:「きっと断られるか、自分で持ってけって言われるよ。最悪、安楽死させようなんて事になったら。。。この子猫、きっと捨てられたんだよ、可哀想に。。。」
ボリス:「心配しなくて大丈夫だよ、とにかく、明日の朝持っていくから今晩は泊めてあげてね。」

こんな事になったものの、ボリスも私も仕事が忙しくて獣医に持っていけずそのまま2日。
このチビクロの登場に一番迷惑こうむったのは我がおじいちゃん猫、プンム。ふだん温厚で大人しい猫が、大きな目をさらにつりあげて自分よりも何倍も小さい子猫に威嚇しまくるその顔の恐ろしい事!(笑)。
「シャー!!」っとヘビが出すような音のよう声をあげて、いつそのツメで襲いかからないかヒヤヒヤ。態度はでかいくせに近付きたくないらしく、ご飯やトイレに行こうとキッチンへ入っても子猫を見つけると「チッ」てな感じで引き返す始末。そして距離が近付くようならまた「シャーッッッ!!」。
かたや子猫はそんなプンムの前で何でもないようにキョトンとして、自分勝手に遊んでいる。君たち、何だか見てて面白いよ。。。
チビクロ、目にはいるのもは何でもおもちゃになって、あっちへダッシュ、こっちでガリガリ。そして疲れたらコロンと横になって眠ってしまう。プンム:睡眠80%、活動20%、チビクロ:睡眠20%、活動80%。これは歳の差か。

チビクロと遊びながら、「子猫あげます」アノンスを出すか、人が集まる日曜日に大きな公園に行って、ひとりひとりに貰ってもらえるかあたってみようと考えていた。子猫と一緒にその子の命の「責任」も持ってきたんだもの、道端にまた放り出すような事は絶対にしたくなかった。小学校の帰り道、よく捨て犬を拾ってきて飼いたいと言い、親に反対された事を思い出す。私が捨て犬を拾ってくる度に親がどこかの公園へ捨てにいかなきゃいけなかった。2度も捨てられたのに犬が戻ってきて家の前でなく、なんて事もあった。あの時の悲しい気持ち。あの頃は私も小さくて自分では何も出来なかったけど、今は違う。自分がちょっと努力する事で子猫の幸せを見つけてあげられるかもしれない。もし最悪誰も貰い手がみつからなかったら、自分が飼おう、アレルギーもまた免疫が出来るかも?!、なんて事を考えながらスーパーで子猫用の缶詰めを買う。

そして3日目。ボリスがアトリエから帰ってくる。
「貰い手が見つかったよ!。今教えている生徒のおばあちゃんが欲しいんだって。そこのお家は庭があるらしいよ。」
はあ〜〜〜〜、喜びと安堵。
チビクロは次の日ボリスのリュックに入れられて貰い手の所に引き取られていった。最後のなでなでをしてお別れ。よかったね、チビクロ!

後日、チビクロは新しいお家で、拾い主のボリスにちなんで「ボラ」と名付けられたらしい。今、新しい飼い主のもとで遊び回っているだろうチビクロ、いやボラ、元気に大きくなるんだよお〜〜〜〜〜〜。
ちょっとだったけど、楽しい時間をありがとう。
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by colargol | 2006-07-18 01:17 | フランス生活 | Comments(4)

ナンシー到着

b0107891_2218085.jpg朝6時半にボリスのリヨンからのモーニングコール(目覚まし時計を忘れたため。。。)で起床。
バスチーユ駅から地下鉄でgare de l'Estまで行き、列車は8時に予定通り動き出す。ナンシーまで3時間の長旅、さあ、本の続きでも読もうと開くと、隣に感じのいいフランスマダムがやってきました。
「あなた、中国人?」
「いえ、日本人です」
「私の息子、今度9月に中国人と結婚するの。(、、、といって写真を見せてくれる)」
図書館に勤務しているという彼女、私の仕事に興味をもって、持っていた私の絵本を見せるととても喜んでくれました。
「あなたはとてもいい仕事をしているわ。パリに戻ったら絵本買うわね。あなたの笑顔もとても素敵ね。お知り合いになれて嬉しいわ。」
こんな会話から始まって1時間程おしゃべり。お互いのメールアドレスを交換をしてナンシー駅でお別れ。「旅は出会い」、、まさにまさに。いいお友達ができそうで嬉しい気分で駅で待ち合わせしているSさんと合流。彼女はリヨンから4時間の旅で、少し前に到着していた。
2人でまずホテルに向かい、荷物を置いて少し町中に出る。ナンシーはロレーヌ地方の小さな町。歴史的には、かつてマリーアントワネットが婚礼のため、オーストリアからパリまでの旅途中に泊まったホテルが今も現存している。他には、ガラス工芸の芸術家、エミール・ガレの生誕の地でもあるそう。

b0107891_2491767.jpg町の雰囲気を感じたら、3時すぎにJちゃんの教会での婚礼の式に参列。韓国の伝統衣装のチマチョゴリを着たJちゃんは今迄会った中で一番綺麗♥。彼女の晴れの舞台に立ち会えて感動〜。意外にも暑かった教会内での式が終わると、次はシャトー(お城)での結婚パーティー。町から少し離れたシャトーへ到着して、日本からいらしたJちゃんの御家族の方達とお話したり、リッチなフランス料理を頂いているうちに外は暗く。
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でもパーティーは夜中をすぎても続きます!。私達はエネルギー切れで12時すぎにシャトーを去りましたが、まだまだたくさんの人が残っていました。この時点でメイン後のチーズが出ており、まだその後にデザートが残っていたので、いったい最終は何時だったのか。。。
(↑写真:JちゃんとMさんへのお祝プレゼント。以前作った事のあるクマさんをビッグサイズにして、ビーズで日にちを刺繍。ハートの中にはラベンダーを入れて香りが楽しめるように。)

b0107891_2511915.jpg次の日は朝遅く迄ぐっすり眠りたいところでしたが、蚤の市があるのを知って寝ているわけには行きません!。てな訳で身体にムチを打って6時半に起床。まだボーッとした頭で近所で行われていた蚤の市に出かけました。市は小規模なもので、田舎だから安いだろうと想像していましたがそんなこたあ〜無く、お店をもっているようなプロの方達の出店がほとんどだったのでパリと変わらないくらいお高い。。。ちょっと意気消沈しながらも、おっ!と思える物があって少しお買い物しました。1940年代のDigoinのアンティークのスープ鍋。カジュアルなスタイルがお気に入り。地元で地元のものが買えたので何だか嬉しい。後は、ベルギー、アイルランド、イギリスなどからはるばるやって来た30年代のアンティークの糸。素材はリネンやシルク。木製のボビンやシールの感じがとっても可愛い。

b0107891_2221055.jpg大きな鍋を落とさないように注意してホテルに戻り、リヨンに戻る電車の時間までに少し余裕があったので、Sさんとエミール・ガレ美術館へ。あまり時間がなくてザッと見でしたが、美術館の大きさや展示品の数もちょうどよく、目の保養になりました。
そして4時間かかってリヨンへ到着!。パリから、結婚式参列のためナンシーへ、計4日間のプチ・バカンスの幕閉。
ほどよい疲れと満足感で家に戻ってくると、黒い子猫が「おかえり」と出迎えてくれました。。。。は?!黒猫???君は誰??

次回に続く。
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by colargol | 2006-07-14 22:31 | フランス生活 | Comments(1102)

パリで

b0107891_2524458.jpg半年ぶりに訪れたパリ、曇りのち晴れ。
gare de lyon駅に到着すると、まずいつもお家に滞在させて頂いているマダムSさんを尋ねて彼女のオフィスへ。インターネットテレビでW杯のニュースを見ながら一緒にお昼を頂き、午後のお仕事時間が始まると私はこの日ひとつめのランデブー、belem出版社へgo!。汗をかきながら長〜い通りを歩いてやっと到着したら編集者のフランセスコがドアを開けて笑顔で迎えてくれました。


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「ようこそ!ここの場所、すぐに分かった?」
「地図持ってたから大丈夫。やけどめっちゃ歩いたワ〜。ああ、熱。(←あえて大阪弁で)」
冗談好きなとても陽気な人なので(後で彼はイタリア人と判明。なるほど納得)すぐに打ち解けて冷房の効いた部屋(フランスでは珍しい)で絵本「ぼくのパンダ」の最終色校正を一緒にチェック。パンダの絵をポスターにしたいという依頼を聞いて、もちろんふたつ返事。10月にAubagneという南フランスの町で子供達とデッサンのレクリエーションを行うお話も頂きました。次回私がプレゼンしたい絵本のプロジェクトの話もしているうちにあっと言う間に1時間半が過ぎました。


b0107891_2545683.jpgbelem社のみなさんにお別れをしてから、次のランデブー、絵本と児童書の古書専門店「Dhouailly et cie」へ。ここをご主人と経営する日本人マダムK子さんと去年の12月、ブック見本市で偶然お知り合いになってから、お店にずーっと行きたかったのです。お店に到着するとお二人で忙しそうにお仕事されていました。そんな時にお邪魔して申し訳ない気もしたのですが、店内の絵本の山、山、山に興奮!。は、鼻血出そう。。。絵本はきちんとカバーが掛けられ年代別や作家別に整理。雑貨好きの私としては、本の間にチラッと飾られている可愛いアンティークの子供雑貨なんかも見逃せず、もう目が泳ぎまくり。ああ、一日ここで絵本を読み耽りたい、、、が、すでに時間は遅く。。。短い時間でしたがK子さんオススメの絵本を見せて頂いたり(ナタリーパランの貴重な絵本を手に取れて感激!)お話できてとても楽しかった〜。また次回ゆっくりお邪魔しますね、K子さん!

ヴィンテージ絵本のお好きな方は是非↓。きっとお気に入りが見つかると思います。
アラン・グレさんの絵本もたくさんありましたよ〜。
「Dhouaiily et cie (ドウアイー・エ・カンパニー)」
7, rue de Prague 75012, Paris
tel: 01.43.47.01.20
火〜金 14:00〜19:00 (予約制)


***パリ2日目****
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ぐっすり眠って気分爽快、10時半に友人のYさんと会うべく待ち合わせの場所、ノートルダム寺院の前へ。彼女とは知り合ってもう6年にもなるのに、会うのは初めて。以前パリに留学して版画を学んでいた彼女のオススメのカフェ、BHV(大工道具などの大型DIY店)の地下のBrico cafeへ。いやはや、驚き、こんな所にカフェがあったなんて。地下の角っこにあるこじんまりしたカフェは、お店のスタイルらしい、昔の大工道具が昔の雰囲気で飾られた(たぶん道具類もかなり年期の入ったものでしょう)まるでタイムワープしたような所。メニューなんかよりも内装の雰囲気を味わう、そういった所。古物が好きな私は妙に落ち着いてしまい、お気に入りの場所に。Yちゃんとのおしゃべりを楽しみ、再会を約束してお別れした後、シャトレの劇場前で美術学校時代の先生、ムッシュG氏と落ち合ってブラッスリーで一緒にお昼ご飯を。
もう60才を超えているであろう(恐れ多くて実年齢は聞けません。。)彼は教師の傍らまだまだ現役で子供の絵本や漫画を描き、どちらも第一線で成功しているすごい人。考え方も前向きで、一緒にいると刺激とやる気をもらえる尊敬できる恩師です。

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彼に会って、これからも頑張らねば!という気持ちをもらった後は、ひとりセーヌ川を散策。悲しいかな、パリに来る事も数十回目になると、観光建築物やエッフェル塔なんかを見ても感動する事はなくなり、代りに私の心に飛び込んだのは川沿いに集結したペットショップ。きゃあ〜、ウサギ〜、フェレット〜、うわあー、子犬だあ〜、子猫だあ〜!!可愛いいいい〜〜〜〜〜!!!、とアホみたいに写真取りまくり。(←誰?!)

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はー、癒された〜、、、とアニマル療養を受けた後はセーヌ川を横切り、ちょこっと本屋めぐり。Josef GIbertの本屋で大好きなKitty Clowserの中古絵本を購入。
お家へ帰る前にSt-Paul駅近くの好きなパン屋さんでピスタッシュのケーキも持ち帰って帰路へ。パリ最後の夜、部屋で静かに村上春樹の「羊をめぐる冒険」を読んでいると心地よい眠気が。。。羊が一匹、羊が2匹、、、翌日朝早いナンシー行の電車に遅れるべからず10時半に就寝。

次回は3日目のナンシー旅行編を書きます。長〜い日記、読んで頂いてありがとう!!
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by colargol | 2006-07-12 06:51 | フランス生活 | Comments(7)

もうすぐパリ

b0107891_3324550.jpgパリに行く日が近付いてきました。今回パリに行く事になったのは、友人Jちゃんがナンシーという町で結婚式をあげることになったため。どうせ北上するならパリにも寄っちゃおう、という事でパリに一日半、ナンシーに同じく1日半のプチ・バカンスです。
パリでは友人に会ったり、ブレム出版社で絵本「ぼくのパンダ」の最終色校正のチェックをさせて頂く予定です。
Jちゃんとダンナさまの為に作ったお祝の手作りプレゼントを忘れない様にして(Jちゃんがここで先に見ちゃうとつまらないので、写真は後日、旅行日記と一緒にアップしたいと思います)、思いっきり楽しんできたいと思います。シャトー(お城)での結婚式、きっと夢のような世界になるだろうなあ。。。
帰ってきたら早速、締めきり間際の雑誌のお仕事とポストカードのイラスト製作が待ち受けています。でも今はしばし忘れて旅行モードに浸ってよう。
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by colargol | 2006-07-04 03:36 | フランス生活 | Comments(8)

fete de la musique (音楽祭)

b0107891_177175.jpgフランスで毎年、6月21日に開催される音楽祭、今年もこの日がやってきました。夜の19時くらいに町にくり出したものの、空はまだ明るく青空。最近は21時、22時くらいまで明るく、時間の錯覚を起こしてしまいそう。
町中は時間か経つに連れ人がどんどん増えていき、あちこちの路上で音楽演奏がはじまりました。クラシックから合唱団、ポップまで、ジャンルは様々で、ひっそりとしたところで演奏するミュージシャンもいれば、堂々とトラックステージを構えて大々的に演奏する軍隊の演奏団もありと、規模も様々。上手なところにはやはり人だかりが出来ます。7才の男の子がギターを弾くパパと一緒に一生懸命ブルースっぽい歌を歌っていたり(可愛いい〜♥)、すごく盛り上がっているホップスグループに遭遇したりと、気に入った所には少し長居をして、彼等の演奏を楽しみました。

フランスはこの日から夏!。そして長〜いバカンスがやってきます。
みんなの頭の中がソワソワしだすこの時期、私もバカンス計画しなきゃ★

写真:音楽祭の写真を撮ろうとしたら、運悪くバッテリー切れ。。。泣。
代りにリヨンの夜景の写真をアップ。
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by colargol | 2006-06-23 17:09 | フランス生活 | Comments(6)

b0107891_17101717.jpg去年の4月に結婚した友人夫婦、ジュリアンとキャロリーヌにこの4月、赤ちゃんが生まれ、お家に呼ばれて遊びに行きました。まだ2カ月の赤ちゃん、とても小さいと想像していたのですが、丸まるとして既に6kgもあるらしく、想像していたより大きくてびっくり。目がぱっちりしたとても可愛い男の子、マキシム君。キャロリーヌはいつも「mon ange, mon cheri(私の天使、私の愛しい子)」と笑顔でマキシム君に話し掛け、出産までの事や生まれてからの苦労話なんかを話してくれました。彼女に色々話を聞いている間も、父親のジュリアンはせっせと台所でミルクを作ったりお風呂に入れたり(←これはジュリアンが大好きで自分の役目なんだそう)して頑張るお父さん。
マキシム君を迎えて幸せいっぱいの2人、でも子供を作ることに関して最初不安もあったそう。
「私、子供を育てるのって、お金がすごくかかると思っていたのよ。私達、2人とも働いてるけどそんなに稼いでる訳でもないし。でもね、私が妊娠した時、国から900ユーロ(13万円)の手当てがでて、出産した後の今でも、毎月160ユーロ(23,000円)の手当てがあるのよ。この手当てで乳母車が買えたし、おむつなんかの備品はそんなにかさばらないし、服やおもちゃだって、まわりの人にプレゼントされて自分達で買ったものなんてひとつもないの。これから大きくなっていけばまた変わるんでしょうけど、小さいうちはまだ大丈夫、やっていけるわ。」
子供を持とうとする親をちゃんと保護するのはさすがフランス、福祉の国。日本ももっとこうゆう風になれば少子化がくい止められるのでは、と思ってしまいます。
9月から仕事復帰するキャロリーヌ、赤ちゃんはどうするの?と聞くと、市役所が経営する託児所に預ける予定で、今その連絡を待っているそう。
「乳母を雇うのはすごく費用がかかるからね。そんな余裕はまだないし。」

フランスは子供が出来ても職場復帰する母親が多い。生活のため、というよりは「働く」という事にひとつのステイタスがあると考えられているように思う。フランスでは「主婦」というのは「仕事をもっていない人」と考えられ、地位を低く見られると聞いた事がある。ここにも日本との文化の違いがあるように思う。

(ちょっと真面目な話になりましたが)マキシム君の澄んだ瞳と、愛情をいっぱい注いでいる2人の姿をみて、何だか幸せを貰ったような気分になった日でした。

写真:お風呂中のマキシム君。時々にっこり笑ってくれました。
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by colargol | 2006-06-21 17:11 | フランス生活 | Comments(6)

バスの中でのひと悶着

日曜日の、バスの中での出来事。
体格のいい2人のおばさんマダム(母親50代、とその娘30代)がバスに乗ろうとした所、鼻の先でドアが閉まってしまい、そんな事のくり返しであっちのドアにいったりこっちのドアに行ったり。やっと2人とも乗れたものの、プンプン怒っていて、席についた後もすごい剣幕で運転手に怒りの言葉をぶつけ始めた。
「なんで客が乗ろうとしているのにドアを閉めるのよ!。私、転げそうになったのよ!!」
うんぬん、その後も親子2人でしつこくわめき散らす。「imbecile !(馬鹿やろう!)」と大声で侮辱された運転手さん、この言葉に黙っていられなくなって彼も抗議し出した。
「ドアは自動的に閉まるんだからわざと閉めたんじゃ無い。今の侮辱の言葉に謝るか、降りるかどっちかにしてくれ。」
「なんで私達が謝らなきゃいけないの!。降りる訳もないでしょ、お金払ったんだから!。第一、ドアを閉めたのはあなたなのよ!あなたが謝りなさいよ!」
(、、、客の入りを妨害しようとする運転手なんているんだろうか?)

バスは動かない。運転手さんも怒ってしまったのだ。まわりにいた他の人もなかなか口論が終わらないので口を挟む人がポツポツ出てきた。
「ドアは運転手さんのせいじゃないわ。わざと閉めたんじゃなくって、自動なのよ。貴女達が不器用だったのよ。」ある人は「貴女達は礼儀にかなっていない。言い過ぎよ。彼の言うように降りてちょうだいよ。仕事で急いでいるんだから。」
口を出す客のみんなが運転手の肩をもっていた。私の席の前でわめきちらすおばさんマダムに私も「まあまあ、たいした事じゃないんだからそんなにカッカすると高血圧になりますよ。」、、、とは言ってはいないけど彼女たちの後頭部を見ながら思う。
彼女たちは謝ろうとも降りようともしない。平行線のままバスがゆっくりと動き始めた。自分たちが正しいと主張し、怒ったまま2人は2つ後の停留所で降りていった。やれやれ。
フランスは個人主義のお国。自分を主張するのもいいけれど、頭カチカチになって他人の意見を聞こうとしないのはどうだろうか。自分の事ばかりで心に余裕のない人間にはなりたいくないな、と思いながら乗り遅れそうになった次のバスまでダッシュした昼下がり。
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by colargol | 2006-06-18 19:45 | フランス生活 | Comments(1413)

アトリエ見学会

b0107891_1938535.jpg以前日記にも書いた、リヨン中心地にあるデッサン教室、アトリエ・テロー(Atelier Terreaux)で一日アトリエ見学会が開かれました。同時に友人エリックの裸体デッサンの展示会記念パーティーがあるというので、夕方頃駆け付けつけると、いるいる、人が。ここで先生をしているボリスもチャキっとブレザーを着てお客さんに色々と説明をしていました。アトリエ内は石造りのためヒンヤリしていて、まさに自然冷房。暑さのためにホテッた体を冷やすのにはちょうど良くて気持ちがいいのですが、ずっといると逆に寒くなってきました。(でも外は30度を越す暑さ!)暑い中アトリエに遊びに来てくれた友人Kちゃんとそのお友達のYちゃんとおしゃべりをしたり、おいしいハスの花茶を頂いたり、夜になるとどんどん人が増えて、7時ごろディレクターのカレーヌ婦人が登場しました。
パーティーが始まって、オリーブやお惣菜、塩系のスナック菓子をつまんだのですが、すごくおいしかったのは、カレーヌ婦人手作りの、野菜につけて食べる白チーズのクリームソース!。同じく持って来られた市場の野菜(これまたおいしい)をスティック状に切ったものをこのクリームチーズに付けてパクリ、パクリ。手が止まらない〜。どうやって作ったのかを尋ねたら、白チーズに赤ニンニク、シブレット、塩こしょうというシンプルなレシピ(あともう一種類あったのですが、初めて聞く名前でどうゆうものか分かりませんでした。隠し味なのかも)。ぜひ真似して作ってみたいです。一時期チーズにうんざりしていたのですが、これでまたチーズ食べたい!症がやってきそう。。。ケースに山盛りになったサクランボにも手を出して、お腹いっぱいになったパーティーの夜でした。

写真:アトリエ内。隣にもうひとつ同じくらいの広さの部屋があります。天井部分がアーチ型になっていていい雰囲気。
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by colargol | 2006-06-16 19:43 | フランス生活 | Comments(2)

ソフイーとの週末

b0107891_22342422.jpg先週末、パリ郊外に住む友人ソフィーが、リヨンのお店でお裁縫クリエーションのアトリエをするためにリヨンにやって来た。彼女から電話がかかってくる。
ソフィー:「日曜日一緒に蚤の市行きたいから土曜日泊めてもらってもいいかしら?」
私:「もちろん!」
そして2人で朝早起きして蚤の市へ。ソフィーは自分のクリエーションの材料になるような可愛いボタンやレース、他にはアンティークのガラスコップなどをお買い上げ。彼女が選ぶものはどれもセンスが良い。以前は大手家具メーカーでインテリアデザインをしていたのだそう。
私は大好きなアラン・グレさんの学習絵本「L'ESPACE(宇宙)」とグレさん初期のレア絵本「Olivier construit sa maison (オリビエ、お家を建てる)」の2册を発見。

家に帰ってお互いのゲット品を見せあいっこ。(これがまた楽しい♪。私達が部屋でワイワイキャッキャ言っているのを見てボリスも刺激されたらしく、自分の古いビ−玉コレクションを見せはじめる、笑)
私:「ねえソフィー、この磁石はどうするの?」
ソフィー:「小さなマスコットを作って、その中にこの磁石入れて冷蔵庫用のマグネットにするのよ。」
彼女の頭の中にはいつもクリエーションの事がある。私も彼女に刺激されてまた何か作りたくなってきた。ブローチ?バッグ?
最近、ソフィーはネットショップで自身のクリエーションを販売し始めたので、一度覗いてみて下さい↓。カラフルで彼女らしい作品が詰まってます。

http://lerso.canalblog.com/
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by colargol | 2006-06-13 22:42 | フランス生活 | Comments(2)

2代目キーホルダー

b0107891_44256.jpg私が蚤の市にハマるきっかけになったフランス60年代のキーホルダー。Poulainというチョコレートメーカーのフランスの国の形をしたチョコレートキーホルダーをずっと家の鍵につけて愛用していたのですが、昨日ついにバキッと金具部分が割れてしまいました。ちょっと悲しい、、、でも今迄どうもありがとう。
2代目を指名すべく、キーホルダーのコレクション箱をガサゴソと漁る。あまり気に入っているものは無くしたり傷つけたくないので手をつけず、ちょっとハートが一段階落ちの、それでいて丈夫でやっぱり可愛いものを探す。DANONのキーホルダーが2代目に決定!。裏はDANYという同じくヨーグルトのパックがゴールドラインで描かれています。やっぱり可愛い60年代キーホルダー、まだまだ色んな種類のものに出会いたいです。
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by colargol | 2006-06-13 04:45 | フランス生活 | Comments(4)