友人の訃報

とっても悲しいメールを受け取りました。
私がまだ学生だった5年前、研修先の版画工房URDLAで知り合った彫刻家、マルチーヌの訃報。1カ月ほど前に数年ぶりに彼女にメールを送っていたのだけど、返事が来ず、来たと思ったら、彼女の友人の方からの悲しい知らせ。先月の22日にマルチーヌは苦しみ無く、安らかに逝った、と、、。私がメールを送った時期にマルチーヌはこの地にお別れをしていました。
ずっと前から「どうしてるのかな?」なんて何度も彼女の事を思ったのに、どうしてもっと早く連絡をしなかったんだろう、きっと病に悩んでいただろうにどうして一言も励ましの言葉をかけられなかったんだろう、悔しさと彼女の早い死に悲しみの気持ちでいっぱいです。
4年前、自然に囲まれた自宅兼アトリエに私を呼んでくれた日、あの時彼女と過ごした楽しい時間、笑顔、会話を思い出して目が熱くなりました。いつか一緒に私のアトリエで作品を作りましょう!と言ってくれて、その時を静かに楽しみに待っていたのに、、。その日が彼女と会う最後の日だったなんて、、、。
独身で子供もおらず、その人生のすべてをアートに捧げた人でした。少女のようなキラキラする目で楽しそうにおしゃべりする彼女が大好きでした。お別れは悲しくてしかたがないけれど、彼女は彼女が残したたくさんの作品と共にこれからもたくさんの人の心に残っていくと思います。そして私の心の中にもずっと、、、。ありがとう、マルチーヌ。そして心からのご冥福を、、、。
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Commented by 雛罌粟 at 2007-06-14 08:56 x
Chiakiさんにとって、とても大切な人が旅発ってしまったということ。
切ない気持ちが文章から伺えました。
離れていても どこかで生きていているんだ と
思うだけで、たくさんの強さを分けてもらえるものだと思う。
でも、人として生まれてきた以上 いつかは地に帰り
大切な人たちともお別かれしなくてはなければならない。。
そんな現実を 最近よく考えたりします。
別れのことを思ったとき、それは本当に悲しいことだけれど
植物のように、 人も自然の一部なんだと思う。
彼女が残していった想い出と共に、
またChiakiさんが素晴らしい時間、想い出をたくさんの人たちと創りだしてゆけますように。






Commented by chiaki at 2007-06-14 17:09 x
>コクリコさん
ありがとう。フランスで出来た友達の初めての訃報だったからとても悲しいのだけれど、そうだね、動物も人間も、命を授かったらいつか返す日がくるんだと、、、死も自然の一部。ふとすれば何気に瞬間のようにすぎてゆく日々だけど、マルチーヌのように、自分が生きていた証のようなものとして、私も毎日を大切に、生きている今を大事に作品を作り続けていきたいと思う。
Commented by シモン at 2007-06-15 16:08 x
悲しい言い方だけど、生き物は生まれてからすぐに死に近づいていくとおもう その残された時間は人によってさまざまで長い人もいれば短い人もいる だから、人生は希望を持って生きればいいしもし、親しい人が亡くなったとしてもその人との思い出とその人の存在は記憶の中から消えることはないよ。生きていれば後悔することもあるけど頑張っていければいいよ。 その考えることが成長だと思うし。 人と人の繋がりは大切にしないといけないと改めて自分も考えさせられました。ありがとう
Commented by クワ at 2007-06-16 21:52 x
死というのはいつも不条理に感じてしまいますが、「生まれてからすぐに死に近づいていく」というのも紛れない事実。その矛盾を抱えながら、我々は生きていくしかないのでしょう。

>毎日を大切に、生きている今を大事に・・
それが一番重要なことですね。
Commented by chiaki at 2007-06-17 04:56 x
>シモンくん
大切な人の存在が無くなっても、その人と紡いで心の中に結んだ思い出というのは決して無くなるものではないな、と思うよ。彼女と会った回数は本当に少ないのだけれど、私のなかに鮮明に思い出せるくらい強く印象に残っていて。とても不思議なんだけどね。つらい事があるのも生きていれば当然。だけど強くまた歩いていきたいと思う。

>クワさん
生きる事と死ぬ事は隣り合わせ。自分に終わりがいつ来るのかはわからないけれど、分からないからこそ毎日を大切にしたいと思います。
by colargol | 2007-06-13 05:25 | フランス生活 | Comments(5)