初めて

SNCF(国鉄)の駅員さんをいい人だと思った日の話。

8月に妹夫婦と南仏への旅行を終え、リヨンに戻るべくニーム駅のホームにいました。
電車を間違えないよう、乗車直前にドアの前にいた50代後半くらいの男性職員さんに
「リヨン行きの電車ですか?」と聞いたところ、
「そうだよ。今日は込んでるから食堂車両に行きなさい。そっちのほうが快適だから。」
と言われました。

食堂車両?。でも切符は座席指定だし、勝手に席を替えちゃいけないんじゃ。。。

と思い、ルールを守る日本人らしく(?)指定席におとなしく座っていました。
満席だったかは忘れちゃったけど、旅行帰りで荷物が多い私たち。
大きなリュックなどを膝に抱えて狭苦しく座ったいたら、さっきの職員さんがやってきました。
てっきり検札だと思って切符をさしだしたら、検札ではなかったみたいで、

「食堂車両に行きなさい。快適だから。」

と、やはり同じことを言うのです。
その時は「はあ。。。」と答えただけだったけど、なぜこの職員さんはこんなにも
食堂車両を勧めるのだろう、と興味が湧いてきて、しばらくしてから
食堂車両をチラっと見てみるつもりで行ってみました。

そしたら、、、

食堂車両内に販売員さんが1人と、椅子に座って休憩?している
さっきの職員さんが1人。すぐに私に気づいた職員さんが、

「ここにいなさい。それか、その隣の対面式座席でもいいですよ。」

「対面式座席?。あ、ここでもいいんですか?」

「いいよ。」

と。

静かだけどカウンター式の食堂車両ではくつろげそうになかったから、
隣接した誰もいない小さなテーブル式の広めの座席に3人移動することに。
左右8席のスペースを3人で使えて、疲れ気味だった私たちはこの場所で
足をのばしたりして快適に2時間ほど仮眠をとれたのでした。

ここで話は終わらず。

発車して1時間たった頃、同じ職員さんが私たちに3本のミネラルウォーターを
持ってきてくれたのです。サービスで、スっとなに気にテーブルに置いて。
あとで気づいたのだけど、私たちがいた場所の近くに大量のミネラルウォーターが
積み上げられてました。たぶん食堂内で販売しているもの。

親日派?。ただただ優しい人なのか?。
とにかく職員さんの親切が嬉しくて、下車する時に
「ご親切ありがとうございました。」と言ってお別れしました。
職員さんもニコリ。

最初に「初めてSNCF(国鉄)の駅員さんをいい人だと思った日の話」と書いたけれど、9年くらい前にフランスに来る母をパリの空港に迎えにいくという日、電車をうっかり間違えて全然違う方面に向かって走る電車の中で青ざめていた私に、どこで乗り換えて方向転換するか、何時にパリの空港につけるか、はたまた空港の電話番号までも色々と時間をかけて調べて教えてくれた男性職員さんがいたのを思い出しました。

旅先でいい人に出会うとホっとしますね。
パリ郊外の駅の受付で乗り換え情報を聞いたらキレて叫びだした最悪な
職員もいたけど、これもおフランス(笑)。
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by colargol | 2014-09-10 18:40 | フランス生活 | Comments(0)