ずっと前から噂に聞いていた

オートリブという小さな町にあるファクター・シュバルのパレ・イデアル(理想宮)に
絵本作家友達のステファンが車で連れてってくれました。
ヴァロンスから車を1時間ほど走らせたでしょうか。

b0107891_5305723.jpg

1879〜1912年の33年の歳月をかけてフェルナンド・シュバルさんという郵便配達員が作った夢の理想宮。石をベースに、セメントと石灰をべたべた盛りつけてそこに貝殻が装飾で使われていたり、色々な動物の彫刻があったり。

b0107891_5304217.jpg


b0107891_5314758.jpg


b0107891_5315499.jpg


b0107891_537345.jpg


東洋の雰囲気がありつつすごく独特なのだけど見ようによってはグロテスクなので好き嫌いが分かれるかも。(ガウディの建築物が好きな人は好きかも?)それにしても完成が1912年。職人が作ったわけでもないのによく今まで崩れもせず(←後で知ったのだけど、修復作業が行われているようです)、しかも戦火を逃れたものです。

b0107891_532121.jpg


b0107891_5323740.jpg


b0107891_5335991.jpg


b0107891_533866.jpg


b0107891_5341457.jpg



建築をはじめた時は村人から変人扱いされ白い目で見られていたそう。
誰の助けもなしにひとりで作った、というのもこの事からうなずけます。
周囲の非難にもめげず己の創作意欲にストイックに向き合ったフェルナンドさんの情熱。
胸に届くものがあり、すごいものを見れてとても満足な時間でした。

Visite de Palais Ideal du Facteur Chaval(Hauterives).
[PR]
Commented by fukuumemomotake at 2014-07-20 03:37
わーー。
郵便局員ですか!!?
彼の中には、スゴイ理想宮があったんですね。

何かを始める時は、大体、変な人扱いされますよね。
それでも負けずに、作りきって、完成させたのは素晴らしいですね。
Commented by colargol at 2014-07-20 18:34
fukuumemomotakeさん

色々調べてみると、ある日シュバルさんは郵便配達中に石につまずいてその不思議な石の形に感銘をうけて、石で自分の想像する理想宮をつくりはじめたそうです。きっかけってどこにあるか分からないものですね。
by colargol | 2014-07-18 05:34 | フランス生活 | Comments(2)