イストル 3日目*アルルへお散歩

(前回ワークショップ日記の続き)
フランスの学校は水曜日の午後、授業がありません。
ということは、、、一息つける自由時間♩。

「よかったらアルルに遊びにこない?。」
アルル在住のフランス人アーチスト、エリックÉric Rolland Bellagambaさんから
嬉しいお誘いが。イストルから30分くらい電車にトコトコ揺られること30分ほど、
降り立った闘牛の町、アルル。

青インクを垂らしたようなスカイブルーの空の下、駅でエリックさんと1年ぶりの再会。
去年帰国した時に参加したグループ展で、同じ出展者として初めて東京で知り合ったのだけど、
同じ出版社さんから絵本を出していたり、私が学生の時に研修した版画工房で作品を
制作していたり、と共通点が色々ある事がわかってすぐに意気投合しちゃったという、
親日家でとても親切なアーチストです。

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アルルの中心部へ。噴水のある広場。


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眠たげなライオンと鳩。


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アルルといえば、ゴッホ。私の大好きな画家。
ここはエスパス・ヴァン・ゴッホといわれる、彼が精神を病んで
療養生活を送っていた病院。今は図書館やお店が集まっています。


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ゴッホの「月夜のカフェ」のモデルになったカフェ。
黄色い壁がいかにもプロヴァンスだわ~。
5年前に一人で初めて来た時、「ここがあの有名な絵のモデルか~。」
とかなり感激しちゃってたのだけど、後で誰かにこのカフェは再現されたもので、
本物じゃないと聞いてどれだけがっかりしたか(笑)。
懐かしくてやっぱり写真撮っちゃいましたが。


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このカフェのある広場にはレストランがたくさん軒を連ねていて、
エリックさんとまず腹ごしらえ。
この日のランチメニューから選んだ小羊。お肉がとろけるくらいに柔らかくて
めちゃくちゃおいしかった。(名刺とっとけばよかった~。)


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レストランのワンこ。
ちょっと人見しりする子で、私を遠目からジ~っと見てるところ。
呼ぶとヨチヨチ(恐る恐る)やってくるところがまたカワイイ♥。


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お腹いっぱいになったら、エリックさんとアルルの観光名所を訪れました。
彼は地元の人、というだけではなくて観光場所、例えば教会内部の照明も
手がけていたりするのでかなり詳しく、色々お勉強になっちゃいました。


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アルルにはローマ遺跡があっちこっちにあって、その時代に作られた地下通路にも
ローマ時代の石柱(もちろん割れたりしてますが)が床にゴロゴロ転がってるんです。
保護されてるわけでもなく、ポイっとその辺に放置され、普通にベタベタ触れるわけで。
何百年も前の遺跡の石柱のかけらを、さもしたらコッソリ持ち帰れるかもしれないわけで(地下はだだっ広く暗くて監視カメラもなさそうだったし)、私がビックリしてエリックさんに「こんなに無下に放置されていていいものなの?」と聞くと、「ありすぎるくらいにあるから。」とのお答え。懐が広いというかなんというか、、、すごい。


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教会の静寂さが好き。ステンドグラスを見るのが好き。
でも宗教画は気持ち的に重くて、、、ちょっと苦手かも。

町の通りを歩いていたら、エリックさんが「ちょっと来て」と
銀行の中へサッと入っていくので、何で銀行?と思いながらエリックさんの
背中を追って奥に進むと、突如こんな天井が。

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「これもローマ時代のものなんだよ。」とエリックさんがニヤリ。
外見、普通の近代的な銀行だったから、中にこんな遺跡があることにビックリ。
よくよくモチーフを見てみると、海のヒトデでした。
ヒトデモチーフ。ちょっと珍しいかも。


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エリックさんのお友達、あるお医者さんのお家へふらっと立ち寄ったら、
飼い猫のクロちゃんとコンニチワ*。


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「ACTS SUD」という出版社が運営する大きな書店がアルルにあるというので
行ってみると、児童絵本コーナーに「はいくまちゃん」が本棚からボンジュ~ル*。
アルルに来てたのね〜。
オーナーさんや絵本コーナーの方と少しお話してみると皆さんとても気さくな方達。
時々原画展も開催したりしていて、感じのいい本屋だな、という印象でした。
リヨンにもこうゆうアットホームな書店がもっとあればいいのになあ。

この日はエリックさんファミリーのご自宅に1晩お世話になり、
楽しい思い出をいっぱい胸に抱えて翌日、またイストルへ。
ワークショップの再開です。

*アルルのお土産*
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アルルお散歩中に見つけたアンティークショップで購入したBoite de bijoux(宝石箱)。
本来はアクセではなく、懐中時計を入れるものだと後で判明。
ピアノ型にはめられた厚めのガラス、両側面に型押しされた天使のモチーフが素敵。
でも、はっきりいって私の趣味ではないので、母にプレゼントしようと思ってます。
(なんて言って、このまま愛着湧いて自分のものにしちゃうかも!?。)


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Commented by namise at 2011-06-03 11:22 x
麦秋。ゴッホのお墓のあるオーヴェルシュロワーズも麦が実っているでしょう。ゴッホの作品では何がお好きですか?こちらは陽射しも強くなってきたので、、ゴッホの星月夜のパラソルを買いました。
 ゴーガンはこのアルルの町にもわれわれが仕事をしている黄色の家にも、ことにこの僕にいくらか失望しているようだ、、
「ゴッホの手紙」 
アルルのウルトラメール色の空、、アフリカが近いんですね。きっと。
Commented by chiaki at 2011-06-05 20:59 x
>namiseさん
ゴッホの絵では、星月夜が一番好きですね〜。なんかロマンティックで。彼が生前の時には絵は1枚しか売れず、最後はゴーガンとの悲恋で精神を病んであのような最後を遂げて、、、悲劇の画家が今は世界中の人に愛されて。人生って本当に分からないものです。。。ゴーガンの絵もオルセー美術館で見ましたが素敵でした。原画ってやっぱりいいですね。もっと展示会に足を運ばねば、と思います。
Commented at 2011-06-10 16:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by rumi at 2012-03-02 15:46 x
Chiakiさん、
こんにちは、はじめてコメントします。Rumiです。
先日、本屋さんでちあきさんの「恋してフランス」を見つけて、読ませていただきました。
とても楽しくわくわくするような内容で、リヨンに行ってみたくなりました。

ブログ、あちこちの記事を読ませていただくと、以前旅したアルルの写真が・・。それも私が行った場所ばかりで、嬉しくなりました。

アルルを訪れたのは17年前なので、景色も変っているかと思ったら、そうでもないみたいですね。あの街の、美しい光と影、建築が残っていて素敵でした。

ゴッホが描いたの言うカフェ、その時はお休みで全部閉まっていました。残念なことに。またいつか訪ねてみたいです。

では、これからも素敵な絵本を描いていってくださいね。応援しています。
Rumi
Commented by colargol at 2012-03-02 16:57
<Rumiさん
ありがとうございます!。本も読んで頂いて嬉しいです^^。

去年遊びに行ったアルル、今でも時々懐かしく思い出す時があります。そんなに大きくないにしても、ローマ時代の歴史が残る素敵な町ですよね。海もそんなに遠くないですし、近郊にはゴッホゆかりの町サンレミやレ・ボーなど中世の城町があって、とても楽しむ事ができました。アルルの町も色んな芸術、文化イベントに力をいれているみたいです。また今年も友人を訪ねにいくつもりなので、またアルルで面白い場所やものが見つかりましたらブログに書きますネ。
by colargol | 2011-05-25 06:09 | ワークショップ | Comments(5)