PARISの2日間
2011年 02月 05日お散歩したら気持ち良さそう。。。
でもあんまり時間がなかったのでともかくは会場に。
子供服モード雑誌「Milk」がすべて無料だったのには驚き。
この雑誌、結構高いんですよ。ここぞとばかりに数冊拝借。
私はイラストレーターの関係者、ということであらかじめネットで登録をし、
主催者から送られてきた招待カードを持って入る事ができました。
でも購入する事はできないので、見〜て〜る〜だ〜け〜、です。
(ちょっと残念。)
自分の考えたテキスタルデザインを売り込む場所です。
テキスタルデザインは私もいま、すごく気になっているもの。
自分の考えた絵柄が生地や雑貨になるのはすごく楽しいお仕事です。
ヴィンテージ、レトロをテーマにしたインテリアの作品を生み出す新しいメーカー。
ここで、このメーカーを立ち上げたデルフィーヌとステファニーに再会。
私が描いたイラストTシャツとランプを見るのを楽しみにしていたのだけど、
色々小さな問題があったらしく、まだ完成してませんでした。
4月にまたバスティーユのギャラリーで展示するそうで、その時までには完成してるとか。
う〜ん、早く見たい!。
日本のメーカーさんのブースも2、3つ見かけました。
以前から友人伝いに聞いていたZozioの服飾デザイナーさんとここで偶然出会ってしまいました。
お互い大阪出身で、リヨン在住、しかもアパートもご近所と重なる共通点にちょっとびっくり。
初対面だったけど、関西弁でべらべら喋っちゃいました。
ヨーロッパの中のアジア、をテーマにカラフルで個性的なお洋服を作られていますヨ。
サロンを見学した翌日、午前中にパリ市内のガリマール出版社へ。
注文していた自分の絵本20册ほどを取りに行きました。
(自分の本を購入するって何か不思議な感じですけどね。)
受付ロビーを通り過ぎ、中庭を横切って児童絵本のお城のような建物に入ると、
(どこからどこまでが端か分からないくらい広いのです。)2004年にガリマールから
出した絵本[Le petit monde de MIKI]のお話を書いて下さったパトリシアさんが
いらっしゃいました。彼女はガリマールで働いていらっしゃる方なのです。
初めてお会いしたパトリシアさんはとても気さくな感じの方で、彼女も私と対面出来た事を
喜んでくださいました。やっぱり一緒にお仕事をした方に会えるというのは嬉しいですね。
いつも出会えるとは限らないので。
しばらく川にそって歩いているとサン・ルイ島が。
よくよく見てみると、錠前のひとつひとつに名前と日付が書かれています。
私がじっと見ていると、外国人のマダムから、
「これはどうゆう意味なの?」と聞かれましたが、うーん、私にも分かりません。
パリ在住の友人によると、この錠前は恋人達が離ればなれにならないように、という
願いをこめてこの橋にかけに来るのだとか。
なるほど。
これから暖かくなってくるとパリを賞賛する人たちで船はいっぱいになるんだろうなあ。
寒がりなので早く春になってほしいです。
この日の夜は、ノビノビ出版のオリビエさんとピエールさん、絵本作家のアランと4人で
絵本制作の打ち合わせがありました。
ノビノビ出版は日本をテーマにした絵本を刊行する、まだ生まれて
1年たらずの新しい出版社さん。
その編集者のオリビエさんとピエールさんは私と同じ世代で、日本の漫画を
フランスに普及させるお仕事もされています。きっと日本通、なのかも。
まだオフィスを持たれていないので打ち合わせはビストロで。
私が持参したスケッチラフを見せたり、ストーリーに関する細かい点の修正など
1時間以上に渡ってお話しました。
今年中にこの絵本が出版される事、、、も今年の目標のひとつです。
がんばらなきゃ〜。
by colargol
| 2011-02-05 02:59
| イラストのお仕事