ブックサロンのタイトルは「Etonnants Voyageurs」。
驚くべき旅行者たち、かな?。
旧市街を少し出た港沿いにサロンの白いテントがずらり。天気のいい週末ともあって連日、サンマロっ子をはじめ周辺地方の人たち、観光客も集まって中も外も大盛況。あっちこっちに人がいたけれど、海辺というロケーションから開放的な雰囲気。
サンマロのブックサロンは小説、BD(漫画)などすべてを含む文学全般のサロン。
ここは小説部門のスタンド。
ジュネス(絵本)部門は入り口を入ったところすぐ。色んな出版社さんから素敵な絵本がたくさん出ていてとても刺激になりました。
個性的な作風と絵柄で、ファンと言ってもいいくらい私の好きな作家さんNadjaさんが隣のスタンドでサイン会されていて興奮~!。(サインもらおうと思って後で行ったらもう時間が終わっていらっしゃいませんでした。。。残念!。)
ガリマール社のスタンドに並べられた絵本の中に、おばけくんとキツネ君発見。見やすくて目立つ横並び陳列は嬉しいです。
コの字に並べられたテーブルにガリマール社の作家さんが他に7人くらい着席してサイン会。私の絵本では、今回キツネくんの絵本が好評でした。アトリエ教室に参加してくれた子供が私の絵本を買いにきてくれたり。フランスって、絵本って決して安いものではないんですよね。絵本にもよるけれど、1冊2000円近くすることも。なのに、小学生くらいの子供が自分の小さなお財布を出しておこずかいで絵本を買ってくれたりすると、なんかすごく嬉しくて胸が熱くなっちゃいます。
東京在住中というフランス人女性(ブルターニュ地方と日本の交流を深める機関でお仕事をしているのだとか。)や、ベルギーから来たという親日家の俳句好きのムッシューなど、面白い出会いがありました。
テント前の大きな建物内では、たくさんの作家さんの作品原画の展示や、作家さんを交えての講演会など。
人気のある講演会は、開始時間前から行列ができるほど。量も質も見ごたえのある内容。さすが評判のブックサロンだけありました。
ガリマール社の関係者さんたちとテラスで魚介類をランチ。これがひとり分です。エビ、カニ、カキ、(あと訳の分からないようなものも)テンコ盛り。最初これをみんなで分け合うのだと思ってたら、ひとり分でした。
まさに海の幸。ちょっと食べるのに面倒だけど美味でした♩。
次回はラスト、子供たちとのアトリエ教室へ★。
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